新型コロナの国の対策を指揮しているのが、衆議院岡山5区選出の加藤勝信厚生労働大臣です。就任から約2ヵ月。感染状況が落ち着きつつある中、第8波への備えなど、今後取り組むべきことについて聞きました。

(加藤勝信厚労相)
「コロナの感染者数もここにきて減少傾向に入ってきていますけども、就任直後はそういう状況ではありませんでしたので、今、足元への対応、総理が主導されているウィズコロナに向けての移行、こういった対応を中心に議論してきましたね」

(松野博一官房長官)
「第2次岸田改造内閣の閣僚名簿を発表いたします。厚生労働大臣、加藤勝信」

就任から約2ヵ月。加藤勝信厚生労働大臣は、新型コロナ感染者の全数把握の見直しなど、国の新型コロナ対策の陣頭指揮を執ってきました。

感染の第7波で医療現場に大きな負担がかかった経験を踏まえ、今は医療提供体制の整備などに取り組んでいます。

(加藤勝信厚労相)
「専門家の皆さんは第8波、過去2年間を振り返ると、年末年始にぐっと感染者数が増えてきた経験があるので、それに向けての対応。重症化リスクが高い人の重点化を図っていくことで、いろんな移行措置を図っています。若い人には簡易の検査キットをOTC化するなど、どこでも入手しやすくしていく。トータルとして、今のオミクロン株の流れに対応した医療体制をこれからもしっかりつくっていきたい」

岸田総理が第7波の収束後に検討を始めるとした、感染症法上の扱い変更については。

(加藤勝信厚労相)
「(Q:2類相当から5類の話も気になりますが?)専門家の意見を聞いていても、高齢者を中心にまだそういう状況ではないと。これは感染力と重篤性、この2つを主として勘案しながら、どういったレベルなのか判断してきたわけでありますが、今その判断を大きく変える状況ではないと思いますが、ただその中でやるべき措置については、できるだけ軽減化を図るとか、そうした見直しをこれからもしていきたいと思います」

そして、物価高騰への対応も課題です。総務省が発表した8月の消費者物価指数は、天候による変動が大きい生鮮食品を除き、2021年を2.8%上回り、消費税率引き上げの影響を除けば、約31年ぶりの上げ幅となりました。

(加藤勝信厚労相)
「物価が上がる中で大事なのは、賃金も上がらなければ私たちの生活は苦しくなってしまいますから、そのベースとして、最低賃金を上げようということで、各地域で目安以上の賃上げを目指して頂いた。ただそれを各企業が実現しようとすると大変なので、それをできる限り助成措置を講ずる。特に1次、2次の下請けなどをされている方には、賃金が上がった分、工賃を上げられる環境づくりを政府として後押しする必要がある」

国民の暮らしや未来に深く関わる厚生労働行政。3度目の再登板となった加藤大臣の手腕に期待がかかります。