新型コロナの影響で運休していた高松空港の国際線が2年9ヵ月ぶりに再開しました。最初の運航となったソウル線は、観光客などでほぼ満席となりました。

(前川裕喜記者)
「午前10時半過ぎ、韓国の航空会社エアソウルの翼が2年9ヵ月ぶりに高松に戻ってきました」

高松空港では放水でアーチを作り歓迎しました。再開初日とあって手続きに2時間ほどかかる場面もありましたが、国際線到着ロビーでは降りてきた観光客らに香川県の池田知事が記念品を手渡し温かく迎えました。

(ソウルからの客)
「香川に最後に来たのは2019年の冬で久しぶり。うれしい、幸せ。うどんツアーに来た」

高松空港は四国では唯一、ソウル、台北、上海、香港の4つの国際線を持ち、コロナ禍前は年間約32万人が利用していました。新型コロナの影響による運休を経て再開にこぎつけたもので、初便の搭乗率は98%となりました。予約率も11月が85%、12月が70%に達しています。

(香川県 池田豊人知事)
「香川県の経済をけん引する観光。大きなウエイトのあるインバウンド(外国人観光客)。これが(国際線)再開を契機に戻ってくる。県の活性化の大きな要素になる」

韓国では今、香川で観光して宿泊するツアーへの人気が高まっています。その理由について観光客はこう話します。

(ソウルからの客)
「自然も豊かで、きれいなので好き。空気もきれい」

またエアソウルでは、香川はうどんなどのグルメ、著名な観光地、買い物をする場所が充実していて、さらに交通の利便性の良さも強みになっていると分析しています。

一方、ソウルに向かう便も久しぶりの海外旅行を楽しもうとする人でにぎわい、搭乗率は60%となりました。

(ソウルに行く客)
「彼氏が韓国にいるので。久しぶりに会うので、長く会えなかったので、いっぱい話したり遊びたい」

コロナ禍で閉まっていた高松から世界への扉が開かれました。2023年1月19日からは台北線も再開する予定で、世界との交流推進に期待感が高まっています。