最強高校生レスラーの巣立ちの時です。高松市の高松北高校で3月5日、卒業式が行われ、レスリングのアジア王者、吉田泰造選手が学び舎(や)を巣立ちました。

少し緊張した面持ちで体育館に入場した吉田泰造選手。高松北高校の植松陽司校長から「置かれた場所で咲きなさい。自分ができる最大限の努力をしてください」との言葉をもらい、決意を新たにしていました。

2024年4月のアジア選手権男子グレコローマンスタイル、82キロ級で17歳11カ月で優勝し日本男子の最年少記録でアジア王者となった吉田選手。全日本選抜選手権と全日本選手権でも優勝し、高校生男子で初めて全日本2冠を達成しました。

そんな記録づくめの日々を過ごした高松北高校、卒業式の後の最後のホームルームで壇上に立った吉田選手は、将来の夢とこれまでの応援への感謝の言葉を口にしました。

(吉田泰造選手)
「私の夢はロサンゼルス五輪で優勝することです。いつも応援していただきありがとうございます。これからも応援よろしくお願いします」

ホームルームの後はクラスの友人や先生、保護者と写真を撮るなどして、学び舎での最後のひと時を楽しみました。

(吉田泰造選手)
「学校を離れるのがとてもさみしい。もっと学校の友達といられたらと思った」

春から日本体育大学への進学が決まっている吉田選手。直近では連覇をかけたアジア選手権が3月26日に行われます。

(吉田泰造選手)
「近い目標はすぐにアジア選手権がある。2連覇をかけてのアジア選手権。アジア選手権2連覇。世界大会で優勝できるように調整していきたい。3年後のロサンゼルス五輪で優勝することが最大の目標」

オリンピックチャンピオンを見据える吉田選手。更なる高みを目指して思い出の学び舎から巣立ちました。