8月末からJR九州の豪華寝台列車「ななつ星in九州」の乗客が宇佐神宮(宇佐市)を参拝することを受け、「宇佐神宮参拝歓迎プラン調整会議」が6日、市観光協会事務所であった。当初は来年3月からの予定だったが、福岡・大分豪雨に伴うルート変更で早まり、関係者は受け入れ態勢を整えるため急ピッチで準備を進めている。
 宇佐市観光協会などによると、JR九州は2018年3月から1年間、ななつ星が宇佐市内を通るルート(JR日豊線)で初めて運行する予定だった。しかし、7月の豪雨の影響で、日田市の花月川の鉄橋が流されてJR久大線の一部区間が不通となっているため、予定が早まったという。
 運行は22日から19年2月までの予定で、宇佐市を通過するのは毎週火曜日。3泊4日コースで博多駅を出発後、門司港駅を経由して柳ケ浦駅に停車。希望する乗客がバスで神宮まで移動して約50分間、観光ガイドの案内で参拝する。乗客の参拝時、通常は開けていない同神宮の西大門を開門する。
 同会議は神宮関係者、宇佐市観光ガイドの会、市商工会議所などで組織しており、同日は15人が出席。同協会の小野辰浩事務局長が当日の歓迎イベントや柳ケ浦駅周辺の観光ルートの再構築案などについて説明。出席者から「ガイドマニュアルがあった方がいいのでは」「グッズは作ってもいいのか」などと質問が出た。
 同神宮仲見世会の高橋宜宏会長は「神宮ファンになってもらうチャンス。もてなしの精神で対応する」。小野事務局長は「地元の価値の再発見につながるいい機会。継続的に停車してもらえるように準備したい」と意気込んでいる。
 今後、定期的に会議を開いて受け入れ準備を進める。