ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は9日、大分市の昭和電工ドーム大分で大分開催の第3戦があり、1次リーグD組のウェールズ(世界ランキング2位)とフィジー(同11位)が対戦した。優勝候補に名を連ねているウェールズが29―17で3連勝し、大分で開かれる決勝トーナメントの準々決勝(19、20日)進出を決めた。フィジーは同組1勝3敗で予選敗退となった。
 試合は午後6時47分に始まり、国内外から訪れた3万3379人(主催者発表)がスタジアムを埋めた。
 ウェールズは堅実な守備と多彩な攻撃で徐々にリズムを築き、相手のミスを逃さず得点につなげた。フィジーは展開力を生かして先制。変幻自在なボール回しなど身体能力の高さを随所に見せ、会場を沸かせたが及ばなかった。
 バックスタンドで観戦した別府市石垣西の会社員玉田文章さん(44)は長年のラグビーファン。「フィジーの強靱(きょうじん)なフィジカル、ウェールズの巧みな試合運びは見応え十分でした」と白熱した試合を堪能していた。
 計5試合が組まれた大分開催は、この日で1次リーグの3試合を終えた。決勝トーナメント進出を争う戦いは佳境を迎え、13日までにA〜D組の成績が確定。大分での準々決勝にはC、D組の上位2チームが進み、対戦カードは各組の順位で決まる。