中津祇園(県指定無形民俗文化財)の祇園車の切り絵などで知られる中津市の切り絵作家工家(くげ)清人さん(66)が手掛けた、同祇園のポストカードやポスターなどが一新された。これまで図柄に使っていたのは12町の祇園車だったが、2014年に復帰した豊後町の祇園車と角木町(下祇園)、新魚町(上祇園)両町のみこしを追加。缶バッジや手拭いといったグッズも新調した。

 工家さんは印刷会社に勤務してグラフィックデザインをする傍ら、約20年前から依頼を受けて切り絵の制作を開始した。52歳で独立し、現在は市内加来で「工家企予人切り絵工房」を主宰している。
 グッズ類の図柄は各町で異なる祇園車を鮮やかな色彩で精巧に表現。ポストカードは15町のセットで1500円。ポスターは3種類あり、他に缶バッジ(200円)、マグネット、ストラップ、キーホルダー(以上300円)、手拭い(2千円・100枚限定)なども。収益の一部は中津祇園保存協議会に寄付する。
 今年の中津祇園は28〜30日に開催される。工家さんは「小さい頃、親に手を引かれて見に行った思い出もある、中津で一番大きな祭り。多くの人にその魅力を知ってもらえたら」と話している。
 問い合わせは販売委託先の高橋印刷所(TEL0979・22・1066)へ。