日田市天瀬町の天ケ瀬温泉街で、玖珠川河川敷の共同露天風呂5カ所のうち「神田湯(じんでんゆ)」と「薬師湯」が9月から、「湯あみ着」を着て入浴できるようになる。市観光協会天瀬支部(大庭龍一支部長)がグループでの利用促進や温泉街のにぎわいづくりにと企画。9日、PR動画の撮影があった。20日に協会ホームページや動画投稿サイトなどで公開する。

 両露天風呂は地元住民が管理し、いずれも混浴。昨年実施したアンケートで、「入ってみたいけど勇気がない」といった女性の声を受け、協会が湯あみ着の利用を思い立った。
 動画制作は協会の観光宣伝事業の一環。同町出身の梶原道生さん(50)が代表を務めるデザイン会社(福岡市)も協力。「川湯」のロゴや映像構成などを手掛けた。
 動画は15秒〜1分半ほどの3種類。都市部の若い女性や家族連れが、自然に囲まれた温泉を楽しむ様子などを描いた。湯あみ着姿のモデルが川を眺めながら入浴するシーンや、旅館から露天風呂まで川沿いを浴衣姿で歩く場面などを撮影した。画像はパンフレットなど紙媒体にも活用する。
 モデルらは「違和感なくさらっと着られた。川のせせらぎを聞いて入るのは最高」などと感想。同協会事務局長の木下周さん(38)は「川湯は天瀬の象徴。豪雨被害はなかったが客足が減少しており、湯あみ着をPRして観光客を呼び込みたい」と期待を寄せた。
 問い合わせは同協会天瀬支部(TEL0973・57・2166)へ。 

<メモ>
 神田湯と薬師湯は左岸にあり、利用料は100円。午前9時から神田湯は午後11時、薬師湯は同10時まで入浴できる。湯あみ着はグレーの無地で、女性用ワンピースタイプ(1着税別千円)。男性用トランクス(同500円)もあり、あまがせ観光案内所や旅館天龍荘、土産物店の田代屋で販売する。着替え場所は天龍荘だけで500円(同旅館の温泉も利用可)。天ケ瀬温泉なんでもパスポートも利用できる。