日田市の秋の観光イベント「第40回日田天領まつり」が9日、市内豆田地区などで始まった。10日まで。初日は恒例の時代行列があった。江戸時代に幕府の直轄地で天領だった同市。観光客らがタイムスリップした気分で、天領の町の雰囲気を楽しんだ。
 天領を治めた代官、西国筋郡代(さいごくすじぐんだい)の日田入りを再現した着任行列には市民約70人が参加した。丸山の永山布政所跡小公園と咸宜園跡を往復する約2・2キロの距離を練り歩いた。
 今年の郡代と奥方役は、新婚で、ともに会社員の河津春行さん(47)、美登里さん(39)の夫婦=市内上城内町。結婚記念に公募で参加した2人は「沿道から『おめでとう』と声を掛けてくれた。普段の豆田町と違って見えました」と話した。
 武士や町娘の衣装で町歩きをする企画があり、家族連れやグループが散策を楽しんだ。
 同公園などにはランタンを展示。高さ約4メートルの相撲の神様「日田どん」、児童が描いたランタンがお目見えした。夜はライトアップされ、千年あかりの竹灯籠と共演した。
 最終日は、子どもみこしやまちなかライブなどの催しがある。