JAL系ブランドなどのホテルを国内外に展開するオークラニッコーホテルマネジメント(東京都)は9日、大分オアシスタワーホテル(大分市高砂町)の運営に参画することを正式に発表した。12月から名称を「ホテル日航大分オアシスタワー」に改めて営業する。

 オアシスタワーホテルを運営するエフ・ティー・シーホテル開発(同市、道井美一社長)が、同日からホテルの運営をオークラ社に委託した。エフ社の従業員約150人の雇用は継続し、オークラ社が総支配人を派遣する。
 オークラ社の九州地域への出店は9カ所目。今後はホテルのレストラン、婚礼施設などのリニューアルを計画している。
 2015年にJR大分駅ビルに「JR九州ホテルブラッサム大分」がオープンするなど、近年は大分市中心部のシティーホテルの競争が激化。エフ社は「収益改善には全国ブランドのノウハウ導入が不可欠」と判断し、親会社のゼネコン「フジタ」が運営委託先を探していた。
 オークラ社が九州地域への進出拡大を図る中で、エフ社と思惑が一致した。今月に入って両社が契約を結び、8日にあったエフ社の臨時株主総会で運営委託を承認した。
 両社は「オークラニッコーのグローバルなネットワークを活用し、国内外の集客強化を図る」と話している。
 オアシスタワーホテルは、12年に全日空系企業とのフランチャイズ契約を解消して以降、エフ社単独で運営していた。

<メモ>
 オークラニッコーホテルマネジメントはホテルオークラ(東京都)の子会社。国内外でオークラホテルズ&リゾーツ、ニッコー・ホテルズ・インターナショナルなど三つのホテルチェーン(計72ホテル)を展開している。