県被害者等支援連絡協議会(会長・松坂規生県警本部長)は県庁で講演会を開いた。2001年6月に鹿児島市で起きた殺人事件で、当時18歳の長女を亡くした中村一郎さん(66)=宮崎県都城市=が「被害者家族の想い」を語った。
 約100人が出席。事件は同じマンションに住む男が犯行に及んだ。中村さんは長女がいなくなった失望感や世間の目に苦しんだ日々を振り返り、「何をしてもむなしさを感じ、生活も荒れた。家族や友人、検察や警察の支えで立ち直ることができた」と話した。
 講演前に総会があり、本年度は中高生を対象に命の大切さを学ぶ教室を開くことなどを決めた。