台風5号の影響で県内は7日午前、交通機関のダイヤが乱れた。空の便やフェリーに欠航が相次ぎ、JRは各線の一部区間で運転を見合わせた。別府市では風にあおられ転倒した70代女性が軽傷。佐伯市本匠で落石があり、住宅の一部が損壊したが、住民にけがはなかった。フェリー各社は午前、全便が欠航。大分空港では午前11時までに名古屋、大阪方面の4便が運航を中止した。
 JRは午前、特急列車は日豊線を除く各線で運休。普通列車は日豊線の幸崎―延岡間、久大線の日田―向之原間、豊肥線の阿蘇―中判田間で始発から運転を見合わせた。各線のその他の区間でも本数を減らした。
 大分市のJR大分駅では午前7時ごろ、利用客が運転状況を知らせる案内板を確認していた。出勤中の同市大在中央、会社員男性(46)は「遅延が発生すると思い、早めに自宅を出た。車内はいつもより混雑していた」と話した。
 別府市消防本部によると、7日午前9時40分ごろ、同市大畑の路上で70代女性が強風により転倒し、市内の病院に運ばれた。膝を擦りむき、軽傷という。
 竹田市神原の県道では7日午前8時、倒木が道路をふさいでいるのが確認され、付近は2時間半ほど通行止めとなった。
 県によると、6日午後から日田、佐伯の両市で避難指示、勧告が出たが、7日午前7時半までに解除された。14市町で最大362世帯550人が近くの公民館などに避難した。