幾つになっても輝きたい―。大分市の住吉校区公民館主催の「女子力アップ講座」が、地域の60〜80代女性の人気を集めている。講師も住民の女性たちで、料理や手芸などそれぞれの特技を生かして指導。教える方も教えられる方も、楽しく学び合っている。

 講座は本年度スタート。来年3月まで月1回、まんじゅうやクッキー作り、編み物など、さまざまな内容を用意している。
 7月21日は20人が参加。菓子作りが得意な村山弘子さん(81)=弁天=の手ほどきで、やせうま作りに挑戦。粉をよくこねて延ばしたり、和気あいあいと調理した。山西美代子さん(73)=碩田町=は普段、家庭で飲んでいる緑茶を持参し、おいしい入れ方を紹介。全員で味わった。
 保存が利くキュウリ漬けの作り方を伝授したのは、村山カヨ子さん(80)=弁天。「年を取ると生活に変化がないでしょ。新しいことに挑戦するのは何歳になってもワクワクするし、みんなでおしゃべりしながら教え、教わるのが楽しいのよ」と目を輝かせる。
 講座は住民同士の交流や高齢者の孤立防止、昔ながらの暮らしの知恵や技を伝える場にもなっている。
 越美智子館長(72)は「参加者の表情が生き生きしてきた。自分なりの女子力を発揮し、生活を豊かで有意義なものにしてほしい」と話している。