明治安田J2第26節第1日(5日・ShonanBMWスタジアム平塚ほか=10試合)湘南は松本に2―1で逆転勝ちし、勝ち点53として首位を守った。

 大分は横浜市のニッパツ三ツ沢球技場で横浜FCと対戦し、2―1で勝った。通算成績は11勝8分け7敗(勝ち点41)で順位は暫定6位。
 大分は第27節の11日午後7時から、大分市の大分銀行ドームで町田と対戦する。

 試合終了間際の後半47分、途中出場のFW伊佐耕平が決勝ゴールを決めて、アウェーで大きな勝ち点3を呼び込んだ。互いに攻め合い、勝敗がどちらに転んでもおかしくない状況で勝ち越しに成功し、ゴール裏を埋めた大分サポーターの大歓声が横浜の夜に響き渡った。
 幸先よく早い時間帯に先制に成功した。前半7分、大分はMF山岸智の左クロスに飛び込んだFW三平和司がヘディングシュートを決めた。強力な外国人FWをそろえた横浜FCに対し大分DF陣は粘り強く対応した。FW小手川宏基を守備的な配置にして対抗、同19分に失点したものの、追加点を許さなかった。
 互いに決定機をものにできないまま迎えた終盤。大分がようやくゴールをこじ開けた。ペナルティーエリア左脇からの小手川のクロスをFW後藤優介がかかとでコースを変え、相手DFのこぼれ球に反応した伊佐が右足を振り抜いた。
 伊佐は「後藤がうまくボールに触ってくれた。ちょうどいいとこにこぼれてきた」と振り返りながら、「後藤があの時間であそこまで走れるのがすごい。後藤のおかげ」と感謝した。
 出場機会を与えられた選手がきっちり結果を残し、「守備も成長を感じる試合だった」と片野坂知宏監督が話すように、チームの完成度は高まりつつある。後半戦に入ってから3引き分けの後、2連勝と負けなしが続く。混戦のリーグ戦で上位に浮上し、残留ラインとする勝ち点45にも近づいた。次節はホーム町田戦。伊佐は「失点を抑えて前線が決めれば勝てる。次もチーム全員で準備していく」と力を込めた。 

 【大分2―1横浜FC評】試合終了間際に勝ち越しを決めた大分が2連勝を飾った。
 大分は前半7分、MF山岸の折り返しをFW三平が決めて先制した。だが同19分に追い付かれ、1―1で折り返した。後半も一進一退の攻防が続いたが、終了間際、大分は素早く相手ゴール前に迫り、こぼれ球をFW伊佐が蹴り込んで勝負を決めた。

集中切らさず
 大分・片野坂知宏監督の話 (勝敗が)どっちに転ぶか分からない展開だったが、選手は集中力を切らさずやってくれた。多くのサポーターが来てくれ、勝ち点3をプレゼントできてよかった。

選手コメント
 FW三平和司 守備的なシステム変更がうまくいった。流れも良かった。(先制点は)相手の隙を突くことができたと思うしラッキーな面もあった。