【甲子園臨時支局】第99回全国高校野球選手権大会(7日開幕・甲子園球場)の組み合わせ抽選会が4日、大阪市内であった。県代表の明豊は大会第6日の12日、2回戦の第4試合(午後3時半開始予定)で坂井(福井)との対戦が決まった。

 抽選会には都道府県代表49校の選手たちが参加した。明豊ナインは客席最後部から固唾(かたず)をのんで見守った。三村鷹人主将(3年)が11番目にくじを引き、大会第6日の登場が決まった。この時点で相手は決まっていなかったが、24番目にくじを引いた坂井との対戦が決まると、すぐに表情を引き締め、気持ちを高めていた。
 投手の佐藤楓馬(3年)は「相手のことは分からないが、初戦までまだ時間はある。ベストの状態で臨めるようにしたい」、捕手の吉村建人(同)は「相手は打たせて取る投手を軸としたチーム。自分たちも同じタイプなので負けないようにしたい」と話していた。

足と小技で着実に加点 坂井の横顔 
 2014年に県立4校が統合して開校した。夏は今回が初出場になる。13年のセンバツ大会に前身の春江工が出場しており、当時の指導陣が今のチームを率いている。
 今夏の福井大会では、初戦で昨夏の代表校北陸を九回サヨナラ勝ちで破って勢いづいた。準決勝では春夏通算39回の甲子園出場を誇る福井商を破るなど快進撃を続け、甲子園切符を勝ち取った。
 左上手のエース吉川大翔(3年)が主戦。緩急をうまく使って打たせて取るタイプで、福井大会の5試合をほぼ1人で投げ、42回を38奪三振、5失点という内容だった。
 打線は足と小技を使い着実に1点ずつを積み上げる。福井大会でのチーム打率は2割8分9厘。長打は三塁打2本、二塁打10本となっている。

総合力で攻略する
 明豊・川崎絢平監督の話 相手は打たせて取るエースを軸にしていて(うちと)同じタイプと思う。ただ打つのではなく、小技を絡めながら総合力で攻略したい。

自分たちの野球を
 明豊・三村鷹人主将の話 相手のことは何も分からない。抽選は緊張したが、自分たちの野球をやるだけと思って臨んだ。大分大会と変わらず、点を取っていく。

しっかり対策練る
 坂井・川村忠義監督の話 明豊は強豪で、自分たちには経験もない。だが初戦まで十分に時間はある。しっかりと対策を重ね、やってきた野球で全力でぶつかりたい。

守備を磨き接戦に
 坂井・吉田温郎主将の話 どこが相手でも強豪だと思っていたのであとはやるだけ。明豊は打線がいいと聞いた。しっかりと守備を磨き、接戦に持ち込みたい。