初回から打線がつながり、点の取り合いを制した高田少年野球スポーツ少年団が15年ぶりの栄冠を手にした。水之江慧汰主将(6年)は「打撃戦を勝つことができてうれしい」と最高の笑顔を見せた。
 高田は1点差に迫られた五回、大石椰磨斗(同)の左前打を足掛かりに2点を加えることに成功。続く六回には清藤真沙也(同)と大石海虎(同)の連打で1死二、三塁とし、大石椰の左前2点適時打などで3点を奪って勝負の大勢を決した。
 4安打2打点の活躍だった大石椰は「しっかりとタイミングを取って打つことができた」とニッコリ。清藤慎也監督は「持ち味を存分に発揮してくれた」と振り返るとともに、「この試合で自信がついたと思う。九州大会もこの勢いのまま戦いたい」と意気込んだ。

 第48回県学童軟式野球選手権大会(県軟式野球連盟、大分合同新聞社主催)最終日は12日、大分市の大分スポーツ公園多目的運動広場であった。決勝で高田少年野球スポーツ少年団が別府鶴見小マリンズを破って15年ぶり2回目の頂点に立ち、九州学童軟式野球大会(11月・宮崎)の出場権を得た。
 高田は初回、大石海の内野安打を足掛かりに好機を広げて4点を先制した。五回に都甲の適時二塁打で2点を加え、六回にも3点を追加してリードを広げた。別府鶴見小は四回、西田の左前打などで1点差に詰め寄ったが、追い付くことができなかった。
 決勝終了後、閉会式があり、県軟式野球連盟の佐保洋介会長が「両チームとも粘り強く戦い、決勝にふさわしい試合だった」と講評した。

別府鶴見小粘り及ばず
 粘って追い上げた別府鶴見小だったが、惜しくも及ばなかった。衛藤郁コーチは「最後まで諦めずに頑張ってくれた」とねぎらった。
 4点を追う三回には小野隼平(6年)の内野安打を足掛かりに1死三塁とし、船津延照(同)の内野ゴロ間にしぶとく1点をもぎ取った。四回にも2点を加えて1点差としたが、あと1本が出なかった。
 中村慶次主将(同)は「悔しいが、みんなつなぐ意識を持てていたことは良かったと思う」と話した。

 ▽決勝
高田少年野球スポーツ少年団
 401 023 0|10
 101 202 0|6
別府鶴見小マリンズ

 ▽準決勝
吉弘野球スポーツ少年団
 002 100 0|3
 004 000 ×|4
別府鶴見小マリンズ(吉)甲斐―吉岡
(別)小野―船津
北浜スポーツ少年団
 010 210 0|4
 101 210 ×|5
高田少年野球スポーツ少年団(北)田口、一井―阿山
(高)都甲―大石椰

 【個人賞】▽最優秀選手賞 大石椰磨斗▽優秀選手賞 都甲健翔(以上高田少年野球スポーツ少年団)▽敢闘賞 小野隼平(別府鶴見小マリンズ)▽大分合同新聞優秀選手賞 清藤真沙也(高田少年野球スポーツ少年団)吉田陸(別府鶴見小マリンズ)