【東京】国会答弁で誤った発言をしないように「役所の原稿を朗読する」と発言したことについて、江崎鉄磨沖縄担当相は7日、内閣府で記者団に「私の不用意な発言で、言い訳してもとても理解いただけないこと。軽率だった」と反省した。 江崎沖縄担当相は発言の意図について「原稿にしっかり目を通す、チェックして、自分なりに加えるところは加える、省くところは省きながら参考にする。精査しながらしっかり自分なりに原稿を作りあげるということ」と説明した。 謙虚な気持ちを表現したことが誤解されたと釈明し「内閣(の一員)がいかに言葉に注意しなければいけないかということをよく心得た」としつつ、一方で「こういったことを活字にされたということは、私も疑問符を投げ掛けなくてはいけない」とも述べた。 民進党の野田佳彦幹事長は7日の会見で発言を批判。野党からは早くも辞任要求が出ている。これに対し、江崎沖縄担当相は「やる。必ず。(国会)軽視は一切していない」と辞任は否定した。 菅義偉官房長官は会見で、5日に報告を受け「そういうことも出るということを前提として話さないと(いけない)」と注意したことを明かした。■県議会与党、資質疑う 県は「沖縄振興に期待」 江崎鉄磨沖縄担当相の発言について、県議会の与党最大会派、社民・社大・結の会派長を務める比嘉京子県議は「閣僚は自ら考え、自らの言葉で答弁するはずだ。重責である沖縄担当相の資質を疑う。安倍晋三首相は『仕事人内閣』というが、沖縄政策に取り組む人材としてふさわしいと言えるのか疑問だ」と苦言を呈した。 県幹部の一人は「大臣としてのスタートの時期で、慎重に取り組もうとする人柄が出たのではないか」と述べ、「発言とは別に沖縄振興に力を注いでいただきたい」と期待した。