【石垣】八重山漁協一本釣り研究会(上里正幸会長)は7、8の両日、八重山近海でサメの駆除を行った。釣り上げた魚の横取りや漁具への被害などサメによる害が深刻なため、毎年実施。今回は500キロ超の大物2尾を含めて2日間で計99尾を駆除し、石垣漁港に運んで解体した。 計14隻が出航し、7日からわなを仕掛けるなど漁師60人で取り組んだ。駆除数は7日が46尾、8日は480キロと460キロを含む53尾だった。 上里会長は「サメは1度でも釣った魚を横取りすると、ずっとそのエリアに居着くので漁にならない」と説明。これまで少なかった水深350メートルでの被害が近年あるといい、「深い海の水温が上がり、サメが深場まで来ているのではないか」などと推測した。(奥沢秀一通信員)