【平安名純代・米国特約記者】米ABCテレビ電子版は8日、米海兵隊が世界中に展開する全ての固定翼機と回転翼機を対象に、24時間の飛行停止措置を検討していると報じた。早ければ同日にも発表する予定と伝えたが、9日午前8時現在(米東部時間)で発表されていない。 同局は、オーストラリアで5日に起きたMV22オスプレイの墜落事故を受け、パイロットや乗員の安全確保の確認などを目的に、海兵隊航空副司令官が実施を検討していると伝えた。 24時間の飛行停止について、米軍が事故後に安全確認を目的に同措置を講じるのは珍しくないと指摘。オーストラリアの墜落事故に先立ち、先月10日にミシシッピ州で乗員16人全員が死亡した海兵隊のKC130空中給油機の墜落事故後も、調査終了まで同型機の飛行を停止したと伝えた。 米国防総省当局筋は7日、沖縄タイムスの取材に対し、「安全確保のための飛行停止措置を講じるべきだとの意見がある一方で、緊張が高まっている北朝鮮情勢などを踏まえ、訓練の継続を主張する声もある」と述べ、米軍内でも見解が分かれていると指摘した。 事故後、日本政府はオスプレイの国内飛行の自粛を要請している。