女ですもの、いくつになっても男を腰砕けにできる私でいたい。とびっきりの女として生き、そして死んでいきたい。日々の暮らしと仕事、当たり前の日常の中で忘れかけていた女の性(さが)が鮮明に呼び覚まされた2人の熟女の破天荒な一夏の物語。 夫に先立たれた親友エヴァを明るく励ますマディだったが、彼女もまた夫の不倫に怒りと悲しみを抱えていた。とはいえ、十分に人生経験を積んだ2人。夫の不在さえも、なんとか乗り越え、再び日常に戻っていくかに思えた。 ところが、エヴァの元へ亡くなった夫の保険金が舞い込み日常が一変。保険会社の手違いと知りながら、その保険金でバカンスへ出かけた2人。派手に着飾り豪遊三昧。ハプニングに見舞われながらも、最後の青春をキラキラと謳歌(おうか)する熟女たちの女っぷりがたまらない1本。(桜坂劇場・下地久美子)◇桜坂劇場で12日から上映予定