2004年8月に米軍普天間飛行場所属の大型輸送ヘリCH53Dが宜野湾市の沖縄国際大学に墜落・炎上した事故から13年となる13日、同大は墜落のモニュメント前で集会を開いた。前津榮健学長は声明で、普天間所属のオスプレイの事故が相次いでいることに言及。「県内上空を飛行し、危険性は増すばかりだ」と批判し、同大が04年の事故以来求め続けている同飛行場の即時閉鎖・撤去を改めて日米両政府に要求した。 前津学長は普天間所属のオスプレイについて、昨年12月に名護市安部、今月5日にはオーストラリア沖で起きた墜落をはじめ、伊江島補助飛行場や奄美空港での緊急着陸など事故が頻発していることを挙げ「米軍基地があるが故の危険性は周知の事実。普天間基地の撤去は日米両政府で合意されており、県民誰もが強く期待している」と訴えた。 普天間の状況は改善どころか、欠陥性が指摘されるオスプレイの配備で危険性が増していると指摘。県民の強い反発の中、名護市辺野古の新基地建設を進めようとする政府に対し「県民の不信は増幅するばかりだ」と批判した。 続いて在学生の立場から、社会文化学科4年の大城穂さん、人間福祉学科2年の具志美沙さんが意見発表した。同大は声明を6言語に訳してホームページに掲載し、世界に向けて発信している。 また、宜野湾市役所の前では、市民団体が集会を開いた。約320人(主催者発表)が「米軍はヘリを飛ばすな」などとシュプレヒコールを上げた。 事故は04年8月13日に発生。普天間を離陸した大型輸送ヘリが、大学本館に激突、炎上した。乗員の米兵3人が負傷。奇跡的に学生ら民間人への被害はなかった。