沖縄県は4日、新たに10〜90代の男女33人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。感染力が高い変異株「N501Y」の可能性を調べる検査では84件のうち50件の陽性を確認。変異株の陽性率は59・5%で、先週の56・3%から微増した。

 県内で160例目となるクラスター(感染者集団)も那覇市内のバーで確認。20代の男性1人、女性4人の従業員5人が感染した。県の糸数公医療技監は「時短営業の要請に応じていない店と思われる」と説明。県が調査している時短要請の非協力店に含まれているかを確認しているという。

 変異株については県が週に2回の検査をしており、今週全体の陽性率は7日に発表される数値と合計して明らかになる。糸数医療技監はN501Yについて「国の予想は5月上旬に8〜9割(が変異株となる)とされたが、そこまでは増えていない」と述べた。

 新規の感染者が33人と前日の57人から減少したことについては「連休でクリニックが閉まり保険診療の検査が少なくなった可能性がある」との考えを示した。

 直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は34・48人で全国7番目。市町村別では那覇市が20人で最多となり、感染が拡大していた宮古島市はゼロだった。感染経路が追えたのは6人。累計感染者数は1万2715人。米軍関係は4人だった。