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去年12月末期がんだった弟に殺してほしいと頼まれて殺害したとして67歳の兄が嘱託殺人の罪に問われている裁判で、那覇地方裁判所は懲役2年6ヵ月、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。

67歳の被告は去年12月、沖縄県内の自宅で末期がんだった同居する弟(当時49)に殺してほしいと頼まれ、タオルで首を絞めた上で首元を指で押して窒息死させたとして嘱託殺人の罪に問われています。

これまでの裁判で検察側が懲役3年を求刑し、弁護側は執行猶予付きの判決を求めていました。

6日の判決で那覇地裁の安原和臣裁判官は「依頼があったとはいえ、他の手段を模索することなく殺害に至った点は短絡的と非難せざるを得ない」と述べました。

この上で「末期がんに苦しみ将来を悲観する被害者の様子を目の当たりにした被告に適切な判断や行動を期待することはやや困難で、事件について後悔している様子が認められる」などとして懲役2年6ヵ月、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。