宮古島への陸上自衛隊の配備計画を巡り収賄の罪に問われている前の宮古島市長の控訴審が7日始まり、前市長側は改めて無罪を主張しました。

この裁判は宮古島市の前の市長下地敏彦被告が4年前、陸上自衛隊の駐屯地として国に土地を売却した謝礼としてゴルフ場経営の男性から現金600万円を受け取った収賄の罪に問われているものです。

一審で下地前市長は「賄賂を受け取ったという認識は一切ない」などと無罪を主張しましたが、那覇地裁は「謝礼の主旨と知りながら賄賂を受け取ったことは明らかだ」として懲役3年、執行猶予5年の有罪判決を言い渡しました。

7日開かれた控訴審の初公判で弁護側は「下地被告が本件土地の売却について防衛省などに働きかけた事実は皆無」として改めて無罪を主張しました。

これに対し検察側は被告の訴えを退けるよう求めました。裁判は即日結審し判決は12月5日に言い渡されます。