新型コロナウイルスに感染したあと長引く倦怠感など後遺症を経験した人は、県内で10万人に上るとみられることがわかりました。

医療従事者を対象にした9日の研修会で、国立国際医療研究センター病院の森岡慎一郎医師は新型コロナの後遺症として倦怠感や頭痛、味覚障害、脱毛などの症例を挙げ、比較的、女性の若い世代に見られると報告しました。

県の試算によりますと県内でこれらの後遺症を経験した人は約10万人に上るということです。

県立中部病院の横山周平医師は現時点で後遺症の治療法は確立されていないが、時間の経過とともに症状が改善する傾向があるとした上で、「患者は仕事など生活に支障をきたして悩んでいる。検査結果に異常が無い場合でも診療を中止せずに注意深くフォローする必要がある」と提言しました。

新型コロナの後遺症について県は今後、かかりつけ医と総合病院の専門医による連携体制を構築していく考えです。