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2021年浦添市の国道でダンプカーが反対車線に進入し、5人が死傷した事故で那覇地方検察庁は1日、ダンプカーを運転していた男性を不起訴処分としました。

2021年2月、浦添市の国道330号線でダンプカーが反対車線に進入し、車4台が巻き込まれた事故では、当時26歳の母親と1歳の息子が死亡、3人がけがをしました。

警察は2022年3月、ダンプカーを運転していた60代の男性を過失運転致死傷の疑いで書類送検していましたが、那覇地方検察庁は1日、男性を不起訴処分としました。

処分の理由について那覇地検は「男性には病気があり、その病気によって意識がないまま事故を引き起こした可能性を否定しがたい。捜査を遂げた結果、過失責任を問うことは困難」と説明しています。