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尖閣諸島沖で転覆した台湾の漁船が見つかり乗組員7人が行方不明になっています。6日午前、船内から1人の遺体が見つかりました。

5日午後1時半ごろ尖閣諸島沖の領海の外側にある接続水域で船が転覆していると海上自衛隊から第11管区海上保安本部に連絡がありました。現場海域に到着したヘリコプターが船底を上にして漂流する転覆船を確認しました。

転覆したのは台湾の漁船で、台湾人の船長1人とインドネシア人6人の合わせて7人が乗っていたとみられ行方が分かっていません。

6日午前9時過ぎ、船内を潜水士が捜索したところ、1人の遺体が発見されました。遺体の身元は所持していた船員証からインドネシア国籍の乗組員とみられます。

第11管区海上保安本部が残る6人の捜索を続けているほか、台湾の海上保安庁にあたる海岸巡防署の巡視船1隻も捜索にあたっています。