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陸上自衛隊のヘリコプターが宮古島沖で消息を絶った事故で、現場では2日午前11時45分ごろに海底に沈んだ機体が引き揚げられた。

現場周辺の海域ではヘリコプターの回収にむけて午前8時20分ごろ、民間のサルベージ船から無人潜水探査機が海中に投入された。

機体は深さ106メートルの海底で操縦席・胴体部分・尾翼の3つに分かれて見つかっていて、午前11時45分ごろ、海中に投下された大型のネットに機体は包み込まれて引き揚げられた。

このあと船上では、機体の中に要救助者やフライトレコーダーがないか確認が行われるとみられる。

10人が乗ったヘリコプターが消息を絶った事故では今も4人が見つかっておらず、機体やフライトレコーダーの回収は捜索活動と事故原因の究明に向けた大きな一歩となる。