品川区・旗の台の祭り

品川区の南西部に位置する旗の台。東急池上線と東急大井町線が乗り入れる旗の台駅の東部にある旗岡八幡神社が、その地名の由来にあたると言われています。この旗岡八幡神社ですが、その名の通り”旗”が創建に関係しているんだとか。時は平安時代の1030年(長元3年)、平忠常の乱を抑えようと当地を訪れた甲斐守源頼信が、この地で八幡大神を奉斎して戦勝を祈願し、源氏の白旗を立てたのがそのはじまりと伝わっています。その頃から「旗岡」や「旗の台」と呼ばれるようになったそうです。その後も源氏や武士からの信仰が篤く、江戸時代には大奥の女中達の寄進で大改築が行われたり、5代将軍綱吉が守刀を奉納したりと、各時代の歴史が刻まれた神社でもあります。

旗岡八幡旗岡八幡神社の社殿。

そんな歴史ある旗岡八幡神社ですが、毎年9月第二土日に行われているお祭りがあります。旗岡八幡神社 例大祭です!2022年は9月10、11日の二日間で行われ、昨日11日に現地へ行ってきましたので、お祭りの様子をここからはご紹介していきます!

4年ぶりの宮神輿!

朝の8時半前、旗岡八幡神社の境内へとやってくると社殿の前には宮神輿が置かれ、神事が行われています。

旗岡八幡

旗岡八幡

神事が終わり8時半を迎えると、男衆がお神輿の周りに集合。実に4年ぶりの宮神輿の宮出しがはじまります!

旗岡八幡

木遣が歌われ、一本締めが決まり、勢いよくお神輿が担ぎ上げられました。宮出しです!

旗岡八幡

木々が生い茂り、露店の並ぶ参道をお神輿が進んでいきます。

旗岡八幡

ゆったりと上下左右に揺らされながら、鳥居へと向かってきました!

旗岡八幡

さあ鳥居をくぐると、気合が溢れ出します!

旗岡八幡

旗岡八幡

狭い参道を勢いよく揺れながら進む様は、迫力満点。カッコいい宮出しです!

旗岡八幡

鳥居の先は階段になっており、いきなりの難所を迎えます。丁寧に境内から出ていました。

旗岡八幡

道路へと出た後は、神輿行列ができあがり。お神輿の前を神職の方々が歩きます。

旗岡八幡

さらにその前には大太鼓の姿も。太鼓を打ち鳴らし、お神輿の到来を沿道の皆さんに伝えます!

旗岡八幡

氏子地域の沿道を進むお神輿も凛々しいですね。

旗岡八幡

住宅街に入ってからは、感染症対策から台車に乗せての運行もされていました。

旗岡八幡

またこちらの宮神輿ですが、実は2017年に新調されたものなんです。見事な装飾に目を惹きつけられます!

旗岡八幡

アーケード商店街も進む

旗岡八幡神社の宮神輿は中延地域も進みます。中延駅と荏原中延駅をつなぐアーケード商店街の中へもやってきました!

旗岡八幡

アーケードで声が響くこともあり、一層盛り上がります!

旗岡八幡

カッコよく担ぎ姿を見せる場面も。

旗岡八幡

全長330mのアーケード商店街を、勇壮にお神輿は進んでいきました!

旗岡八幡

旗岡八幡

グルメ露店にお神楽も

お神輿の渡御を見た後は、旗岡八幡神社の境内へと戻ってきてみましょう。今年は縮小してとのことですが、それでもたくさんの露店が出ています!

旗岡八幡

お祭りの定番グルメ、お好み焼きやたこ焼きを提供するお店も。

旗岡八幡

イカ焼きや五平餅などもありました!

旗岡八幡

旗岡八幡

スイーツでは冷やしパインやかき氷も登場。まだ暑いこの時期には嬉しいですよね!

旗岡八幡

遊べる露店もありますよ!射的や宝釣り、型抜きなどで楽しむ子どもたちの姿がありました。

旗岡八幡

旗岡八幡

また社殿横の神楽殿では、随時お神楽の披露も実施されています。こちらは素戔嗚尊のパフォーマンス!

旗岡八幡

カラフルな服を着た翁の舞も披露されていました。

旗岡八幡

また境内には第二次世界大戦の空襲を免れた国の登録有形文化財の絵馬殿や、幕末の1864年(元治元年)に奉納されたと言う「猿駒止の絵馬」などもあります。ぜひチェックしてみてください!

周辺情報・アクセス

旗岡八幡神社のすぐ北側には、なんと温泉があるんです!その名も「八幡温泉」。品川区特有の黒湯の温泉を楽しめ、地域の方々に愛されている温泉銭湯です。

旗岡八幡八幡温泉の前も、もちろん宮神輿が渡御していました。

■旗岡八幡神社へのアクセス

・東急大井町線 荏原町駅より徒歩1分

・東急池上線、東急大井町線 旗の台駅より徒歩6分

・東急大井町線、都営浅草線 中延駅より徒歩7分