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今回取り上げるのは、2024年2月20日(火)〜25日(日)の6日間、さいたまスーパーアリーナ けやきひろばにて開催される「さつまいも博2024」。目玉イベントである「全国やきいもグランプリ2024」には、全国から25の店舗が集い、さまざまなさつまいもを楽しむことができる。そんな「さつまいも博」について、さつまいも博実行委員長の石原さんに話を伺った。

――「さつまいも博2024/全国やきいもグランプリ」を開催する狙いについて教えてください。
焼き芋ブームと呼ばれている近年において、焼き芋をテーマにしたイベントも各地で開催されていますが、その他のフードイベントと同様に「おいしい」「映える」にとどまり、さつまいも生産者が賞賛を受けることも、恩恵を受けることもあまりありませんでした。昨今では焼き芋がスイーツとして認識されてきていますが、ダイレクトに野菜としてのさつまいも本来のポテンシャル次第で大きく味の違いがあり、ケーキやその他スイーツと比べても圧倒的に生産者に近いものです。そこで、本当に素晴らしいさつまいも農家さんやその年に収穫された素晴らしい出来のさつまいも自体を評価する賞を作り、受賞した農家さんたちが大勢の観衆の前で胸を張れるようなひのき舞台を作りたい。そんな想いでイベントを立ち上げました。そして、全国に“やきいも専門店”が続々と誕生してくるなか、その年の日本一を決めるグランプリという賞レースを設けることでお店や品種によっての違いを楽しんでいただける企画としています。

また、見て楽しい、食べておいしいだけで終わるのではなく、最近少しお芋を食べるようになった方からさつまいもマニアの方まで、どなたにも新たな発見と知識を持ち帰ってもらうために、学生や研究者たちの協力のもと体験コンテンツをいくつも作っています。誰もが知っているはずの「さつまいも」ですが、その奥深さと幅の広さ、まだまだ知られていない魅力と、作り手と売り手の努力、技術の進歩を伝える場を作り、多くの方に知っていただきたいと思い、開催を追うごとに進化させております。

――「さつまいも博2024/全国やきいもグランプリ」のイチオシポイントを教えてください。
今回から入場無料としました。前回までは会場での滞在時間も限られていましたが、今回は時間の制限がないことから自由に好きなだけお楽しみいただけます。また、4回目の開催で初のお買い物専用コインの導入も行いました。入場無料、滞在時間フリーとしたことで前年以上の混雑が予想されるので、店頭での決済スピードを大幅に上げて混雑緩和や並び列解消のためにイベント内での決済はすべてコインのみとしております。

やきいもグランプリについては今回から、よりシビアに“本当においしい焼き芋”を決めるレギュレーションへと変更いたします。一般来場者の方もチケット購入で参加できる「やきいも全25種食べ比べ審査員」を新たに設け、審査員にはお店の名前を隠した状態で全25店舗の焼き芋を食べ比べ、投票していただきます。まさに味だけで評価される真剣勝負となります。

――「さつまいも博/全国やきいもグランプリ」を開催するにあたって苦労した点を教えてください。
まず、私たちはフードイベントの開催経験もなければ、さつまいもに関して全くの無知・素人でした。イベントの主催・運営経験は豊富にありましたが、フードイベントというのは文化が違います。そのなかでも、ただ食フェスをするのではなく、生産者にフォーカスを当てたかったのでさつまいも業界に食い込んでいったわけですが、当初は色物扱いで門前払い。とても苦労しました。そんななか、現在名誉実行委員長を務めていただいている山川理氏(「べにはるか」という品種の生みの親)と出会えたことが転機となり、業界の方の協力を得ることができるようになり、多くのことが前進しました。

それ以外でいくと、やはりコロナですね。開催初年度である2020年から、ソーシャルディスタンス、イベント開催自粛要請、緊急事態宣言などイベント業界では前例のないことばかり直面し、そのたびに開催方法を変え、最善を尽くしてきました。ただ、たくさん振り回されてきましたが、悪いことばかりではなくいいことも多くありました。自粛期間中に畑を耕し、さつまいもを実際に育て始めたことで、生産者の方とより多くの話ができるようになったこと。屋外なのにイベントエリアを全面囲わないといけなくなったことで、有料でもさつまいもが好きで好きでたまらないという人だけが集まる空間ができたこと、などです。なので、苦労や苦難が降りかかるときは、進化するチャンスと捉えて前向きに受け止めるようにしています。

――最後にユーザーの方へメッセージをお願いします。
私は偶然、運命の出合いを果たしてしまった「さつまいも」ですが、歴史があり、人類を救ってきた偉大な作物であり、老若男女問わずご褒美のスイーツとして楽しめ、なんと美容にも健康にもいい食べ物です。そんなすごいものとは知りもしませんでした。もちろん、さつまいもの魅力をみなさんにもっともっと知ってほしいですが、こんなに身近にあるものでも知らないことだらけの世の中なので、みなさまにとって少しでも好きなものや興味をそそるものがあったら、ぜひ好きであること、興味があることを口に出してみてください。びっくりするぐらい新たな仲間が増えていきます。私はさつまいものことをいたる所で話しているうちに、この4〜5年でものすごく人脈が幅広くなりました!そう。芋づる式に。

■真の“やきいも日本一”が決定!「全国やきいもグランプリ2024」
「さつまいも博」のメインイベントといえば4回目の開催となる「全国やきいもグランプリ2024」。「さつまいも博」でもおなじみの有名店・人気店が多くエントリーする一方、今回新たに9店舗がエントリー。総勢25店舗が集う。

そんな「全国やきいもグランプリ」では、今年から一般審査員枠が設けられる。より一層焼き芋の味にフォーカスするために設けられた一般審査員枠だが、「やきいも全25種食べ比べ審査員チケット」を購入すれば、誰もが審査に参加することができる。「やきいも全25種食べ比べ審査員チケット」は「全国やきいもグランプリ」出店の全焼き芋を食べられる、焼き芋好きには夢のようなチケット。審査員になった人は別室に用意された会場で店の名前を隠した状態で全25店舗の焼き芋を食べ比べ投票を行う。

■新たにお買い物専用コインを導入。焼き芋以外のさつまいもフードも楽しめる!
店頭での決済スピードを大幅に上げ、混雑の緩和や並び列を解消するため、今回からお買い物コインを導入。場内でのお買い物はすべて黄色のコインか紫色のコイン*での決済となる。1万円分以上のコイン購入で、さつまいも博オリジナル巾着もゲットすることができる。
*「黄色のコイン10枚」と「紫色のコイン1枚」は同じ価値

また、「さつまいも博」には焼き芋のみならず、さまざまなさつまいもスイーツ・フードが並ぶ。おなじみの芋けんぴや干し芋などに加えて、さつまいもスープやさつまいもが入った包み揚げピザなど、個性的なメニューを楽しむことができる。

■【さつまいも博2024 開催概要】
名称:「さつまいも博2024」
開催日時:2024年2月20日(火)〜2月25日(日) 10:00〜18:00
会場:さいたまスーパーアリーナ けやきひろば
同時開催イベント:日本さつまいもサミット2023-24/全国やきいもグランプリ2024

「全国やきいもグランプリ2024」エントリー全25店
・OIMO CAFE & BAR apollo/安納芋の焼き芋
・&potato(R)/熟成焼き芋 キングシルクスイート
・いも吉商店/石焼き芋・とみつ糖蜜芋
・京都芋屋 芋と野菜/超極蜜焼き芋(鳴門はるか)
・CAFE imone/めちゃ美味 蜜焼き甘太くん(紅はるか)
・浪漫焼き芋 芋の巣/旭甘十郎紅はるか
・芋福堂/シルクスイート
・芋家るーと/やきいも・秘蜜芋
・蜜芋処 えんむすび/蜜芋(蜜郎(なると金時))
・御芋 -OIMO-/壺焼き芋(紅琥珀スイート)
・OIMOcafe/「富の川越いも」おいもやき(むさしこがね)
・農家の石焼き芋屋 上北谷物語/かみのいも(紅はるか)
・倉田屋お芋Sweets/焼き芋・シルクスイート
・小江戸川越 COEDOHACHI/至極の壺焼き芋(紅はるか)
・五島商店 佐藤の芋屋/やきいも・五島列島産有機安納芋
・sweet&healthy SAZANKA/極蜜熟成やきいも(紅はるか)
・神戸芋屋 志のもと/シルクスイート
・芝山農園/寝た芋(紅はるか)
・おいもや 農家の台所(東京都羽村市)/塩やきいも(紅はるか)
・由布院・大牟田はにぽて/熟成壺焼きいも極(紅はるか)
・日比焼き芋‐HIBIYAKIIMOTokyo-/日比焼き芋のシルクスイート
・超蜜(R)やきいもpukupuku/超蜜やきいも(べにはるか)
・蜜芋研究所/熟成蜜窯やきいも/市毛農園シルクスイート
・芋屋 蜜の月 倉敷本店/安納黄金
・うみとやきいもラッキーズ/うみの風(べにはるか)

「2024サツマイモスイーツ・フード出店」出店店舗ラインナップ
・芋の瑠庵
・おいも日和
・薩摩芋・干し芋 生産者直売店 照沼
・PatateDouse
・ほしいもBASE TAKASHIYA
・ほっこり芋
・見習い農家カフェ
・焼芋少年団

文=吉田知生