清武英利氏によるノンフィクションの連続ドラマ化第2弾『連続ドラマW 石つぶて 〜外務省機密費を暴いた捜査二課の男たち〜』が11月より放送される(毎週日曜 後10:00、全8話※第1話無料放送)。原作は、講談社から今月25日に発売。監督に映画『沈まぬ太陽』も手掛けた若松節朗氏、脚本は「相棒」シリーズなどを手掛ける戸田山雅司氏が担当する。

 山一證券倒産の裏で最後まで闘い続けた社員たちの軌跡を、緻密な取材を重ね、著書としてまとめたノンフィクション作家・清武氏。それは、『連続ドラマW しんがり〜山一證券 最後の聖戦〜』として同局でドラマ化された。

 その清武氏が新たな題材として選んだのは、2001年に発覚し、政官界を揺るがした「外務省機密費詐取事件」。国家の聖域・外務省の「機密費」に切り込んでいく警視庁捜査二課に属する“石つぶて”たちが、組織に抗いながらも掘り起こしたこの事件の真相とは―。“三悪人”と呼ばれた外務省役人たちが起こした衝撃的な悪事とは―。

 清武氏は「原作の『石つぶて』とこのドラマは、外務省機密費詐取事件を題材にしていますが、刑事の捕物帳ではありません。むしろ前作の『しんがり』で描かれたような、組織の餌付けを拒んで己を貫く人間たちのドラマとして見ていただきたいのです。 無名の刑事たちが、総理官邸でひそかに使われている『機密費』の存在を暴いたことは記憶に とどめておいてほしい事実です。石ころのような刑事の一念が、巨大な山を突き崩すこともあります」と、メッセージを送っている。