音楽家・坂本龍一(65)を追ったドキュメンタリー映画『Ryuichi Sakamoto:CODA』が8月30日(現地時間)より開幕する『第74回ベネチア国際映画祭』の<アウト・オブ・コンペティション部門>に公式出品されることが27日、明らかになった。

 坂本にとってベネチアは2013年、コンペティション部門の審査員として参加したゆかりの深い映画祭。今回は自身の出演作品が日本での公開に先駆けてワールドプレミアを果たすことになった。

 メガホンをとったのは本作が劇場版の映画初監督となるスティーブン・ノムラ・シブル氏。東日本大震災後、坂本の音楽表現に生じた変化に興味をもち、2012年から密着取材を開始した。それから5年にもおよぶ本人への取材は、坂本自身も「全てさらけだした」と語るほどで、過去の旅路を振り返りながら、新たな楽曲が誕生するまでの、坂本の音楽と思索の旅を捉えたドキュメントに仕上がった。

 国内では、11月4日より東京・角川シネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国で公開される。