9月3日からスタートする平成仮面ライダーシリーズ第19作『仮面ライダービルド』(テレビ朝日系、毎週日曜 前8:00〜8:30※10月からは前9:00〜9:30)の制作発表会見が2日、都内で開かれ、女優の高田夏帆(21)がヒロインの石動美空を演じることが発表された。2014年に全国忍者選手権大会優勝など異色の経歴を持つ高田が、作品に華を添える。

 主役の桐生戦兎(きりゅうせんと)/仮面ライダービルドを俳優の犬飼貴丈(23)が、相棒の元格闘家で脱獄犯の万丈龍我役を赤楚衛二(23)が演じることが発表された。そんな中、注目を集めたのが高田だ。わけあって、父・石動惣一(前川泰之)がマスターを務めるカフェ・nascitaの地下の秘密基地に引きこもる、口は悪いが根は優しい少女・美空役を務める。「不思議な能力の持ち主ですが、ツンツンしていてちょっと反抗的な普通の女の子。でも、私もみなさんも想像もつかないような、すごい一面を持っている」と高田は役柄を語った。

 高田自身も美空のように、2014年に『全国忍者選手権大会』優勝という、普通の女の子ではない経歴の持ち主。司会から「不思議なものに優勝している。役に活かせているのか」と話題を振られると、高田は苦笑いしながら「今のところ、ないですね。ないですが、忍者出てくるのか楽しみにしてください」とニヤリ。会場を笑わせた。

 ヒロインに選ばれ「うれしいし、緊張するし、不安だしで大変だった。でもワクワクしている。鹿児島に親戚のキッズ達がいて毎週欠かさず仮面ライダーを見ている。言いたいけど言わずに放送を見て『夏帆姉、出てる』って喜んでほしい」とイタズラっぽく笑った。仮面ライダーは見たことがなかったというがDVDを見て勉強中。「ヒロインが輝いているなって思った。私もオンリーワンの、私だけのヒロインになれたらな」と意気込んだ。TBS『王様のブランチ』でブランチリポーターも務める高田の演技に注目だ。

 主人公・桐生は、平成ライダー史上最高のIQを持つ天才物理学者。「さあ、実験を始めようか」を合図に、目の前に立ちはだかる敵に合わせて2つの成分の組み合わせを「実験」しながらあらゆる姿に変身し、「ビルド」の名にふさわしい「勝利の法則」を作り出して、敵を駆逐していく。仮面ライダービルドは、変身ベルト「ビルドドライバー」に、変身アイテム「フルボトル」を2本装填して変身。フルボトルには「動物」や「機械」など、多種多様な成分がこめられており、それらの能力をボディに宿して戦うことができる。

 物語は、火星で発見された謎の箱「パンドラボックス」を開こうとした瞬間、突如出現した巨大な壁からはじまる。「スカイウォール」と呼ばれる壁によって、日本列島は3つに分断され、それぞれに「東都」「西都」「北都」という首都が生まれた。そのうちの「東都」には「スマッシュ」と呼ばれる未確認生命体が出現し、人知れず人類を窮地に追い込んでいた。そのスマッシュの前に立ちはだかる一人の青年、その腰にはベルトが巻かれ、彼の手には不思議なボトルが握られていた。天才物理学者でもあるその青年は、仮面ライダービルドに変身して、スマッシュに立ちむかう。

 会見には内海成彰役の越智友己、滝川紗羽役の滝裕可里、氷室幻徳役の水上剣星、石動惣一役の前川泰之も参加した。