女優・のん(24)が6日、東京・葛西臨海公園 汐風の広場で行われたフェス『WORLD HAPPINESS 2017』に出演。歌手として初めてステージに立ち、生歌を披露した。

 のんは3日に新たなレーベル「KAIWA(RE)CORD」を発足させ、本格的に音楽活動をスタートすると発表したばかり。この日はまずシンガー・ソングライター、コトリンゴのステージにゲストで登場。のんが主演で声優を務めたアニメーション映画『この世界の片隅に』(2016年)の主題歌「悲しくてやりきれない」をコトリンゴが歌った縁もあり、共演が実現した。

 コトリンゴが「悲しくてー」を一節歌った後、「スペシャルゲスト」として紹介されステージに現れたのんは、大観衆を目の前に緊張の面持ち。しっとりした声で同曲を歌い記念すべき“初ステージ”を終えると、ホッとしたような笑顔で「ありがとうございました!」と歓声に応えていた。

 終盤には高橋幸宏(65)を中心としたスペシャルバンドのステージに再び呼び込まれ、恐竜(怪獣?)のような大きい緑のしっぽをつけた、彼女らしいポップながらも独特なセンスの衣装でお目見え。かわいらしい姿に高橋やギターの鈴木慶一(65)ら大御所もすっかり目を細めていた。

 「思いきってやってください」(高橋)と優しく声をかけられると、1970年代に高橋が活躍したバンド、サディスティック・ミカ・バンドの代表曲「タイムマシンにおねがい」をパフォーマンス。緊張がほぐれたのか、赤いギターを手に先ほどよりのびやかにロックボーカルを聴かせ、時おり笑顔をみせる余裕もうかがえた。しっかりフェスのクライマックスを盛り上げると、最後は観客からの「かわいいー!」の大声援に大きく手を振りステージを後にした。

 高橋がキュレーターを務める同フェスは今回で記念すべき10回目を迎えた。この日のステージにはそのほか、岡崎体育、宮内優里、Nulbarich、関取花、いとうせいこう with DUBFORCE(ゲスト:スチャダラパー、高木完)、ZOMBIE-CHANG、GLIM SPANKY、みうらじゅん、くるり、竹中直人、電気グルーヴ、TOWA TEIらが出演。節目の年にふさわしい豪華なステージで沸かせた。