AKB48グループ、坂道シリーズなどトップアイドルたちを手がけてきた秋元康氏が、新たにプロデュースするアイドルグループのメンバーを募るテレビ朝日系新番組『ラストアイドル』(12日スタート、毎週土曜 深0:05〜)の制作発表会見が6日、同局内で行われた。メインMCの伊集院光とともに、4932人の応募を勝ち抜き初回収録に臨む7人がお披露目された。

 同番組は、プロアマ問わず兼任可能という前代未聞の応募条件が設けられた新感覚のオーディション番組。先月8日から21日までWEBと郵送で募集したところ、4932人がエントリー。1次書類審査で150人、2次審査(ダンス・歌唱)で50人まで絞り込み、7月下旬に行われた最終審査で今回の7人が選出された。

 7人の前には毎回“挑戦者”という名の刺客が出現し、指名されたメンバーが1対1のパフォーマンスバトルを実施。挑戦者が勝利すれば即メンバー入れ替えという過酷なサバイバルが、年内予定のデビュー直前まで行われる。番組を盛り上げる新たな挑戦者が、きょう6日から18日まで募集される。

 秋元氏はこの日、メッセージを寄せ「皆さんの理想のアイドルとは。今回の番組では、あえてプロデューサーの僕が審査員から外れて、新鮮な目で選んでいただこうと思いました」と番組の意図を説明。「審査員一同の総合点ではなく、1人が判断を下すことによって、平均的なアイドルではなく、偏ったアイドルが誕生するでしょう。どんなアイドルグループが誕生するか楽しみにしています」と期待を寄せた。

 伊集院は「最近は、りゅうちぇるくんとか、藤田ニコルちゃん、みやぞんくん、マツコ・デラックスさんみたいに予定調和じゃない人たちがスターになっている。八方美人でアイドルってこうすればいいんだという図式を作ってきた秋元康が『それはもういらない』って言っていることの面白さを感じますね」としみじみ。「みんな、ちゃんとアイドルの顔をしている。ドラマチックな展開に立ち向かっていく彼女たちの過程を伝える手伝いをできたら」と言葉に力を込めていた。

 審査員は、毎回アイドルに造形の深い芸能人、文化人数人が務めるが、番組側から指名された1人のみが勝敗を判断するというスタイルを採用。初回はギュウゾウ、大森靖子、CarlosK.(カルロスK)、ピエール中野が担当する。初回のみ30分遅れの深夜0時35分から放送される。スタートメンバーのプロフィールと意気込みは以下の通り(順不同)。

■『ラストアイドル』初回メンバーのプロフィール・意気込み

▼間島和奏(まじま・わかな)17歳 東京都在住
 「私はもともとAKB48さんのドラフト候補生として、アイドルという夢の一歩手前まで近づいたのですが、今回の『ラストアイドル』でその夢をつかみきりたいと思います」

▼吉崎綾(よしざき・あや)21歳 東京都在住 ボールド所属
 「この中では一番年上なのです。頼りないかもしれないですが、この番組を通して年上らしい人になれるように頑張りたい。最後まで残りたいと思います」

▼小澤愛実(おざわ・あいみ)14歳 神奈川県在住
 「中学2年生の最年少で、経験も浅いですが、オーディションに行くチャンスをつかむために、最後まで精いっぱい頑張りたいと思います」

▼安田愛里(やすだ・あいり)18歳 東京都在住 サンミュージック所属
 「私もアイドルとして、皆さんの前で歌ったり踊ったりする経験がなかったのですが、みんなから憧れてもらえるアイドルになれるよう、最後まで頑張ります」

▼長月翠(ながつき・みどり)17歳 神奈川県在住 ワールドビジョンプロ所属
 「私は『オープニングシスターズ』というアイドルグループをやっているのですが、9月で解散します。まだやりたいという時にこのオーディションを見つけたので、最後のチャンスだと思って頑張ります」

▼山田まひろ(やまだ・まひろ)18歳 東京都在住
 「私は小さい時からダンスと歌が大好きなので、誰を笑顔にしたくてこのオーディションに応募しました。私らしく精いっぱい頑張ります」

▼相澤瑠香(あいざわ・るか)18歳 宮城県在住
 「私は物心ついた頃からずっとアイドルになりたかった。地元で活動していたグループではセキスイハイムスーパーアリーナ(宮城県総合運動公園総合体育館)を満員にすることができなくて、その夢をかなえるために今ここに立っています」