キューバ革命を指導した革命家・チェ・ゲバラの写真展『写真家チェ・ゲバラが見た世界』が、あす9日より東京・恵比寿ガーデンプレイス ザ・ガーデンルームで開催される。実子のカミーロ・ゲバラ氏が8日、同所を訪れて「2つの観点からこの写真たちを見て頂きたい。ひとつは歴史的事実に基づいた、チェ・ゲバラの自伝のような写真。もうひとつは写真家としてのチェの美的センス、彼の美学です」と魅力をアピールした。

 カミーロ氏の全面協力のもと、チェ・ゲバラが生前に撮影した240点の写真が今回初公開。カミーロ氏は「チェはキューバのみならず、世界中でも有名なヒーロー。彼の目で撮った写真を見ることで、彼の足跡を辿ることができる。その中には広島の写真もある。日本で初めての展示ということで、チェのためにも、日本のためにも、すばらしい記憶になると思います」と言葉に力を込めた。

 父親が撮った幼少期の自身の写真も展示されているが、カミーロ氏は「父親として愛情をたっぷりと注いでくれた。家族といる時間を大切にしてくれた」としみじみ。「チェは子供の頃から写真に興味があり、写真に対する情熱があった。最後までカメラとともにあった」と父の足跡を振り返っていた。

 写真展は、27日まで開催される。