先ごろの小室哲哉はじめ、良くも悪くも世を騒がせがちな芸能人の不倫会見。「不倫は文化」の石田純一、妻同伴の不倫謝罪会見をして話題になった峰竜太、矢口真里的な元祖鉢合わせ不倫とも言える大鶴義丹、最近では「ゲス不倫」のベッキーや、「“コウカイ“の真っ最中」と笑わせた三遊亭円楽など、実に様々な会見があった。だが、不倫会見自体、そもそも本当に必要なのだろうか? ORICON NEWSではユーザー1,000人にアンケートを実施した。

◆芸能人の影響力を考慮、不倫会見「行うべき」は15%

 「芸能人の不倫会見」の必要性について、10代から50代の男女計1,000人の一般ユーザーに意識調査を行った。結果は以下のとおり。

【芸能人の不倫会見は行うべきか】
・行うべきだと思う……15.1%
・行うべきではないと思う……33.9%
・どちらともいえない/わからない……51.0%

 まずは、「行うべきだと思う」を選んだ15.1%のユーザー。もっとも多く挙がった理由は、「芸能人という立場上、その影響力も考慮すべき」(東京都/30代/男性)など、芸能人を“公人”として考える意見。ほか「謝れば済むことではないが、事実を話すことに意味がある」(茨城県/40代/男性)、「いずれにせよ叩かれるので、した方が賢明かと思われます。誤解なら釈明の場として使うのもアリ」(神奈川県/40代/男性)などの声もあった。

 このほか「当然だ」(千葉県/40代/男性)など、“けじめ”を求める声が。さらには「マスコミが騒ぎ過ぎている以上、沈静化を図るためにも行うべき」(岐阜県/50代/男性)、「報道・情報番組で多くの時間放送され、観たくなくても目にしてしまう。コメンテーターの勝手な意見にウンザリするので、本人による会見で決着をつけて欲しい」(東京都/30代/女性)と、事態の収束を図るために必要という見方もあった。ほか、少数だが「他人事だから面白い」(千葉県/40代/女性)と、ある意味正直な意見も見られた。

◆「当事者間の問題」と否定派が3割、報道にうんざりという声も

 次に、全体の3割以上の票が集まった「行うべきではない」。理由としては、「関わりのない第三者がとやかく言う問題ではない」(兵庫県/20代/男性)、「原則は家庭の問題で、被害者は不貞行為をされたパートナーと子供(いる場合)。その人たちへの贖罪は必要だろうが、社会や世間への謝罪は必要ない」(石川県/40代/男性)など、「当事者間の問題」とする意見が圧倒的多数だった。

 次に多かった理由は、「わざわざ公共の電波を使ってまですることなのか。芸能人のプライベートを見せれば良いというものではないので、見聞きすると疲れる」(福岡県/40代/女性)と、報道に疑問を呈する声。「マスコミはもっと他の大事なニュースを取り上げてほしい」(神奈川県/50代/女性)、「寄ってたかって叩き過ぎ。ベッキーは本当に可愛そうだった」(埼玉県/50代/女性)と、“うんざりしている”といった意見も。「ワイドショーなどが嬉々として伝えているのを観ると、需要があるからかな」(山口県/50代/女性)と、問いかけを残すユーザーもいた。

◆「どちらともいえない」にも否定的意見が多数、不倫会見は必要なし?

 最後に、「どちらともいえない/わからない」を選んだユーザーだ。「ケースバイケース」(大阪府/20代/男性)と判断を保留する意見も含みつつ、「どうでもいい」(長野県/10代/男性)、「不倫の謝罪は配偶者にするべき」(京都府/40代/男性)、「不倫が事実であればその芸能人を軽蔑するが、周囲がこぞって叩くのを見るのも気持ち悪い」(奈良県/30代/女性)と、やや否定寄りの声が多い。最大数の「どちらともいえない/わからない」を選んだ人の中にもこのような意見が散見したことから、一般ユーザーの大多数は、不倫会見にあまり必要性を感じていないように見える。

 毎週のように芸能人・有名人の不倫が報じられる昨今。それに伴い、不倫会見を開く人、マスコミ向けにコメントを発表する人、個人のブログに書く人、番組内で発言する人…と、その後の対応は様々。特に当事者みずからが開く会見は、大々的に取り上げられることもあり、どうしても目についてしまう。内容の如何に関わらず、あまりに頻度と情報量が多くて食傷気味…というのが、現在の一般視聴者の素直な意見なのではないだろうか。
(文:衣輪晋一)

【調査概要】
調査時期:2018年1月19日(金)〜1月23日(火)
調査対象:合計1,000名(自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代、20代、30代、40代、50代の男女)
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査