俳優の斎藤工が25日、都内で行われた第42回ぴあフィルムフェスティバル『PFFアワード2020』表彰式に参加。同フェスティバルの最終審査員を務めた斎藤は、新進気鋭の監督たちにエールを送った。

 斎藤は「メンバーの方たちが我が子のように17本の作品のバトンを渡してくれた感覚があって、順位をつけるのはかなり酷な作業だなと思いました」と苦しい胸の内を吐露。「私事になるんですが、そんなつもりはなかったんですけど、気づけば“セクシー俳優”みたいなところにいて(笑)。それを受け入れて、その地点から手を伸ばしたところに新しい座標がありました。今後も理不尽なくらい、周りの大人たちに決められて、そんなつもりじゃないよっていうこともあると思うんですけど、大いなるきっかけを持ち帰ってほしいです」と言葉に力を込めた。

 同映画祭のアワードではこれまで、黒沢清監督、園子温監督らを輩出。今年は480本の応募作品の中から17作品が入選し、グランプリには石田智哉監督の『へんしんっ!』、準グランプリには寺西涼監督の『屋根裏の巳已己』が選ばれた。最終審査員はそのほか、大森立嗣監督、樋口泰人プロデューサー、画家の平松麻氏、古厩智之監督が務めた。

【受賞作品・受賞者一覧】
■グランプリ
『へんしんっ!』石田智哉監督
■準グランプリ
『屋根裏の巳已己』寺西涼監督
■審査員特別賞
『頭痛が痛い』守田悠人監督、『MOTHERS』関麻衣子監督、『未亡人』野村陽介監督
■エンタテインメント賞(ホリプロ賞)
『こちら放送室よりトム少佐へ』千阪拓也監督
■映画ファン賞(ぴあニスト賞)
『LUGINSKY』haiena監督