女優の沢口靖子が主演するテレビ朝日ドラマ『科捜研の女』(毎週木曜 後8:00)シーズン21。28日放送の第2話では、『劇場版』で強烈な印象を放ったキャラクターが降臨する。不審な行動で捜査を混乱させたウイルス学研究者・秦美穂子(佐津川愛美)が、“特殊清掃人”に転身? 防護服にゴーグルという姿で、マリコの前に立ちはだかる。

 『科捜研の女』は、京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)の法医研究員・榊マリコ(沢口靖子)を中心とした、ひとくせもふたくせもある研究員たちが、法医、物理、化学、文書鑑定などの専門技術を武器に事件の真相解明に挑む姿を描く。1999年のスタート時から根強い人気を誇り、現行のテレビドラマでは最も長く続いている長寿シリーズとなっている。

 第2話でマリコが挑むのは、アパートの一室で女性の刺殺体が見つかった事件。残された証拠を探すべく現場の再鑑定に向かったマリコは、がく然。防護服を身に着けた謎の人物が、薬剤で部屋を洗い流そうとしていたからだ。その“特殊清掃人”の正体こそ、美穂子だった。

 劇場版では、科学者連続不審死事件の鍵を握る天才科学者・加賀野亘(佐々木蔵之介)に心酔し、研究を邪魔するマリコたちに憎しみの目を向けていた美穂子がなぜ、助教授から特殊清掃人に? すぐに特殊清掃会社の代表・阿武隈忠(谷田歩)に強い影響を受けていることが判明するが、美穂子と阿武隈に事件にかかわる重大な疑惑が浮上。果たして美穂子たちは、事件にどう関与しているのか。

 沢口は、「蒸し暑い日にエアコンがかけられない状態での撮影のときのこと。防護服を着てゴーグルをつけ、汗をびっしょりかきながらも役を楽しんでいらした姿が印象的でした」と佐津川の熱演をたたえ、「美穂子はあまりにも人を崇拝してしまう、少し危なかっしいところがある女性。『劇場版』に続き、今回もかなり強烈なスパイスを物語に与えてくれています。彼女が事件にどう関わっているのか…。物語をかく乱させる美穂子にも注目してほしいです」と予告した。

 また、第2話では、佐津川演じる美穂子だけでなく、不審な人物が次々に登場。その筆頭が、被害者の隣人で遺体の第一発見者であるカフェ店員・北村沙織(奥山かずさ)。曖昧な証言を土門薫刑事(内藤剛志)に問い詰められると、沙織は明らかに動揺した様子を見せて…。沙織はいったい何を隠しているのか。沙織を演じる奥山は、2018年に『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』(テレビ朝日)で女優デビューし、『先生を消す方程式。』(2020年)、『泣くな研修医』(2021年)など、話題作で活躍。本作では、不審な行動で捜査線上に浮かぶ沙織を繊細に演じている。

 美穂子や沙織など一筋縄ではいかないキャラクターが入り乱れる、第2話。はたしてマリコはどんな鑑定で彼らのウソを見破り、真実にたどり着くのか。

■佐津川愛美コメント
 科捜研チームは本当に雰囲気が良くてすてきなので、また皆さんとお会いできてとてもうれしかったです。「おかえりなさい」と受け入れてくださったのも、ありがたかったです。

 美穂子は自分が信じるものに対する真っ直ぐさが、とにかくすごいです。現場で皆さんとお話していたとき、美穂子は「尊敬する人」という“推し”がいなければ生きていけない人なのかもしれないという意見をいただきました。行動原理がすごく腑に落ちて、この意見をヒントに改めて美穂子という役にアプローチしました。

 第2話の台本を読み、美穂子が新しい道を見つけたんだなとうれしく思うと同時に、ここでも自分の正義との向き合い方が変わらず、おもしろく感じました。そのままいることが美穂子の良さであり、おもしろさかなと思いました。そして新しい「尊敬する人」に対する熱意、今はこの仕事に正直なんです、という一生懸命さを大切に演じました。

 劇場版からドラマと同じ役を演じさせていただき、ひとつの物語が終わっても新しいやりがいを見つけて前向きに生きる美穂子の姿に、人生ってそうやって進んでいけるんだよなと勇気をもらった気持ちです。ぜひご覧いただければ幸いです。