柳楽優弥主演のドラマ『太陽の子』が、『東京ドラマアウォード2021』の作品賞・単発ドラマ部門のグランプリを受賞。27日、都内ホテルで行われた表彰式に出席し、喜びを語った。

 2020年8月にNHK総合で放送された同ドラマは、戦争に翻弄された若者たちの悲劇の物語を、史実を基に描いた青春群像ドラマ。太平洋戦争末期に実際に海軍からの密命を受け京都帝国大学・物理学研究室が行っていた「F研究」と呼ばれる新型爆弾開発の事実を基に作られたフィクション作品となっている。

 京都帝国大学の物理学研究室で原子の核分裂について研究する石村修役を演じた柳楽は「監督の演出を丁寧に受けて、役に近づけたなと思います」と撮影を振り返りしみじみ。

 作品内容については「恥ずかしながらこの事実を知らず、撮影が進みにつれて理解を深めていきました。1人の人間としても、役者としても知るべき事実に関われて感謝しています」と伝えた。

 同アワードは、作品の質の高さのみならず“市場性”“商業性”にスポットをあて、『世界に見せたい日本のドラマ』のコンセプトのもと、世界水準で海外に売れる可能性の高いドラマを表彰する。

 そのほか、「作品賞 連続ドラマ部門」グランプリをTBS『俺の家の話』、「作品賞 単発ドラマ部門」グランプリをNHK『太陽の子』、主演男優賞を窪田正孝(NHK『エール』)、主演女優賞を綾瀬はるか(TBS『天国と地獄〜サイコな2人〜』)、助演男優賞を西田敏行(TBS『俺の家の話』)、助演女優賞を江口のりこ(TBS『俺の家の話』)が受賞した。