鍋料理を食べても太りにくくなる秘訣とは?管理栄養士に聞いてみた例年より気温が高い日もあるが、まだ2月。この冬、もう何度も鍋料理を食したという人もいるのでは。最近の鍋はバリエーションが豊富で、気づいたら毎日のように食べていたということもあるかもしれない……。ただ、そこで気になるのが体重だ。かつて「教えて!gooウォッチ」でも「管理栄養士を直撃!太りにくい鍋の〆料理を教えて!!」という記事で、シメを工夫してカロリーを抑える方法をご紹介した。「でもやっぱり鍋が好き!」という人のために今回は、どんな鍋料理にすれば太りにくくなるのか、管理栄養士のみぃこさんに聞いてみた。

■太りやすい鍋料理はどれ?

石狩鍋、ちゃんこ鍋、あんこう鍋、すき焼き、もつ鍋など、鍋にはいろいろある。一体どれが太りやすいのだろうか。

「基本的に鍋は、肉や魚、野菜類がまんべんなく食べられ、栄養バランスがよいです。具材で大きな差はないと思いますが、使う調味料で摂取カロリーは変わってきます」(みぃこさん)

意外なことに、具材ではなく調味料の違いで太りやすくなるかどうかが決まる。

「砂糖を使うお鍋が太りやすいです。一番砂糖を使うお鍋といえば『すき焼き』でしょうね」(みぃこさん)

「すき焼き」の作り方は家庭によっても変わってくるだろうが、筆者の育った家では山盛りになるほどの砂糖を入れていた。あの甘い味が生卵や牛肉と実にマッチするのだが、太りやすいというワナがあった。

■太りにくい鍋料理にするためのポイントは何?

ダイエットのことを考えると、残念ながら「すき焼き」をリピートすることはできないことが分かった。では、太りにくい鍋料理をつくるには、どのようなポイントに気をつければよいのだろう。

「先程もお話ししたように、具材で摂取カロリーの大差はないので、調味料を工夫します。だし昆布で具材を炊いてポン酢でいただく水炊きや、あっさり和風だしの寄せ鍋にするのがオススメです」(みぃこさん)

あっさり味は健康によいと分かっていても、物足りなく感じることもある。どうしたらよいだろう。

「いろいろな具材を使うことで相乗効果になってうま味が増し、調味料をたくさん使わなくてもおいしいお鍋ができますよ」(みぃこさん)

調味料の使い過ぎを抑え太りにくい鍋にするには、入れる具材の種類を増やすとよいことが分かった。

■太りにくい鍋レシピをご紹介!

太りにくい鍋を考えた場合、おすすめはやはり水炊きになるのだろうか。

「調味料が一番少ない『水炊き!』と言いたいところですが、私のオススメは『酒粕入りの味噌鍋』です。酒粕は食物繊維が豊富で、糖の吸収を抑えて生活習慣病の予防や、便秘改善で美肌効果も期待できます。おいしくて健康的で美肌にも効果があるんですよ」(みぃこさん)

まさに三拍子揃った理想的な鍋料理だ。早速、材料と作り方を教えてもらった。

【材料(3〜4人分)】
お好みの具材 お好みで
・酒粕  150g
・味噌 おたま1/2杯
・みりん 大さじ3
・醤油 大さじ2
・だしパック(茅乃舎など) 3パック
・水 800cc

【作り方】
1) 土鍋に水、だしパックを入れて火にかける。
2) だしがとれたらだしパックを取り出し、別容器で酒粕と少量のだしを混ぜて溶かす。
3) 適当な大きさに切った具材と2)、みりん、醤油を加えて煮込む。
4) 具材が柔らかくなったら味噌を加えて完成。

「豚や鮭などいろいろな具材を使って、おいしく健康に楽しんでください」(みぃこさん)

立春が過ぎたとはいえ、まだまだ寒い日が続く。これからも鍋のお世話になる人は多いだろう。太りにくい鍋にするためには、調味料に注目するとよいことが分かった。今回紹介したレシピを参考に楽しく鍋ライフを継続してほしい。

●専門家プロフィール:みぃこ
管理栄養士・調理師・保健指導員として活動中。日々の家事を楽にする1週間献立を推奨し、料理と共にInstagramにて紹介している。ブログ「Mieko's Kitchen」も運営。

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