音痴でもカラオケ歌わないと……シンガーソングライターに相談だ歓送迎会のシーズンがやってきて、カラオケを披露する機会が増えてくる。遠慮しているわけではないのに勝手に順番を決められたり、嫌でも歌わされるはめになることが多い。正直に言おう。筆者は音痴だ。リズム感もない。おまけにあがり症だ。断り切れずに歌ってしまうが、皆の困ったような顔を見ると、申し訳なくてたまらない。「教えて!goo」にも「歓迎会でカラオケに行くことに……カラオケ苦手です。どうしたらいいですか?」という同じような悩みを抱えている同志を発見した。実力派シンガーソングライターの茜沢ユメルさん、カラオケで上手に歌うコツを教えてもらった。

■本当の音痴は自分が音痴だと自覚していない!?

「音楽は音が楽しいと書きます。上手じゃなくても、自分らしく、楽しんで歌ってもらうのが一番だと思うのですが……」と少し戸惑い気味の茜沢さん。職場にカラオケマスターなどと自称する人がいても、プロの歌手から見たらしょせんは素人。レベルはそう変わらないのだから、一緒に楽しめるはずとの趣旨だろうか。

あぁ、筆者の音痴ぶりを教えてあげたい。とても人前で歌えるレベルではないのだが、茜沢さんは「音痴を自覚している人に本当に音痴の人はいませんよ」という。そうだったのか! 音痴ながらサザンや福山といった定番を何曲も歌う先輩がいて、鋼の心臓を持っているのだと感服していたのだが、本物の音痴だからこそ、だったからなのか。

■ボイストレーニングで一気に上達!

「筆者さんにはボイストレーニングをおすすめします」と茜沢さん。ピアノなどを使ってマンツーマンで指導し、特定の曲を完全に歌えるようにしてくれるという。指導経験のある茜沢さんによると、ほぼ全員が1時間ほどのレッスンで効果を上げ、意気揚々とスタジオを後にしていくそうだ。

学生時代は誰も知らない洋楽やインディーズアーティストの曲を歌って音痴の発覚を未然に防いできた筆者だが、社会人になるとそういうわけにはいかない。しかし、晴れて堂々と自信をもって歌を披露できる日もそう遠くはなさそうだ。

ところが、茜沢さんは「プロを目指すわけじゃないなら、無理にうまくなる必要はないかもしれません」と遠慮気味に意見する。いわく、声の個性を生かしてコミックソングを歌ったり、多少音程を外しても情感たっぷりにソウルフルな曲を歌い上げれば、誰にも真似できない立派なエンターテインメントになり得るとのこと。

筆者にオススメの曲はないですか?と尋ねると、「誰もが知っている有名な曲で、みんなが口ずさんだり、踊り出したりという曲なら、その場をノリだけで押し通せます」。それはそれで勇気がいるかもしれないが、試してみる価値はあるかもしれない。

●専門家プロフィール:茜沢 ユメル(あかねざわ ゆめる)
シンガーソングライター。香川県出身。愛媛県東温市観光大使。2007年に「夢のしずく/Heartful place」でメジャーデビュー。昨年、平和のシンボル・陽光桜をテーマにした「Stay〜さくらの花のように」をリリース。TOKYO FMグループのミュージックバード「ユメルのモナリザラウンジ」(日曜夜24:00〜)でパーソナリティを務めている。

教えて!goo スタッフ(Oshiete Staff)