保育士って大変!「新米保育士あるある」まとめてみた【乳児担当編】

 保育士は、「子どもの保育をする」という特殊な業務なため、勤務環境も少し独特。保育士同士なら「あるある」なことも、異業種の人にとってはびっくりすることがあるかもしれません。

 今回は、私が保育士になったばかりの頃を思い出し、新米保育士さんが配属されがちな乳児クラスの「あるある」をまとめました。ひとえに保育士といっても、職場環境や地域によって色々違うと思いますが、同業の保育士さんは「わかる〜」と頷きながら、異業種の人は「へぇ〜」と思いながら、気軽に読み進めていってくださいね。

■ 4月からいきなり正念場

 4月はとにかく大変!慣れない業務に加え、入園したばかりの子たちが、保護者との分離不安などで情緒不安定になりがちです。

 さらに、1人泣くと、つられてまた1人泣き出してしまう、負の連鎖はしばらく収まりません。1日中あやしたり抱っこしたりおんぶしたり。帰るころには身も心も疲れ果ててしまいます。

■ ゴールデンウィーク明けも正念場は続く

 子どもたちがようやく慣れて落ち着いてきたと思った矢先にくるゴールデンウィーク。

 久しぶりに登園する連休明けは、子どもたちの情緒が不安定になりがちで、4月のデジャヴかと思うほど。ゴールデンウィーク明けの出勤は、気合いがなければ乗り切ることができません。

■ 消毒で服に模様ができる

 コロナ禍により頻繁になった園内の消毒。手指の消毒、玩具の消毒、窓・壁・ドアの消毒など、感染症対策に常に気を払う必要があります。

 1日に何度も消毒液を扱っているうち、液に含まれる漂白剤で、服の袖やズボンが色落ちしてまだら模様に……。

■ 若くても腰にくる

 乳児担当は想像以上に重労働。子どもを抱っこして座ったり立ったり。腰痛に悩む保育士さんは多いです。体力が必要であるのはもちろんのこと、筋力も必要になります。

■ 給食の量がえげつない

 「残さず食べる」が大前提の給食。子どもたちの手前、嫌いなものでも食べないわけにはいきません。

 そして伸び盛りの子どものための給食は大量!子ども用の食器にマンガのように盛られる大盛りご飯。3時のおやつも残さず完食。体重の増加がどうしても気になってしまいます。

■ プライベートで難しい言葉がでてこない

 子どもたちの前で、簡単でわかりやすい言葉を使ううち、いつのまにか大人同士の会話でも難しい言葉がパッとでてこないように。

 なんだか自分がとても幼稚なように感じられてしまうので、語彙力は意識して鍛える必要があります。

■ 寝かしつけが上手くいったときの達成感

 短時間で何人もスムーズに寝かしつけれたときの達成感と言ったら、それは計り知れないほどです。思わずテンションが爆上がりになります。

 反対に、全然寝かせられなかったときの疲労感も半端ないですが……。これは子育て中のママパパと同じですね。

■ 保育士は大変だけど、子どもの成長が見られ、やりがいのある楽しい仕事

 出勤するたび、子どもたちが駆けよって抱きつきにきてくれる、園庭で拾った葉っぱ、どんぐり、石、砂など、色々なものをプレゼントしてくれる、「はじめて2語文が言えた」「はじめて立った」……そんな子どもの成長を側でみることができる、これらは保育士ならではの「特権」です。

 大変なことはたくさんあれど、子どもと一緒に笑って泣いて、成長できる。他の職種では味わえない、しあわせな仕事だと感じます。

(一柳 ひとみ)