うさぎってとっても可愛い動物。あの特徴的な耳に、ピョンピョン駆け抜けていく方に魅了される方って筆者含め多いのでは。

 そんなうさぎに魅了され過ぎて、自身がオーナーシェフを勤めるベーカリーで、うさぎを模した商品を紹介した投稿が、先日Twitterで大いに賑わせました。

 「スギナミノウサギには30個に1個くらいの割合で前脚が出来る。流し込んだ角度や生地の膨らみ方などが関係してる気がする。古来、うさぎの脚は幸運のお守りという話もあるからね!『ラッキーノウサギ』ということでここは1つ」

 東京都杉並区にあるベーカリー「ベーカリー兎座Lepus」の公式Twitterにて、こうつぶやいたのは、店のオーナーシェフである東山さん。「ベーカリー兎座Lepus」は、店名に兎がついている通り、うさぎをモチーフにした様々な「うさぎパン」を販売している、うさぎ好きにはたまらないベーカリーです。


 そして、東山さんが今回Twitterに投稿したのは、「スギナミノウサギ」という商品。これは、「フィナンシェの香ばしい香りと、マドレーヌの食感を合わさった」欧風焼菓子とのことなんですが、その見た目はまるで身体を丸めたうさぎさん。

 しかし、東山さんによると、一度に50個程度焼き上げる中の1〜2個が脚つきのタイプで焼きあがってしまうんだそう。今回のツイートはその偶然うまれる脚つきうさぎを紹介したものでした。

 ちなみに、「スギナミノウサギ」の味付けはいわゆる「プレーン味」なのですが、姉妹商品に紅茶味に仕上げた「コウエンジノウサギ」に、コーヒー味の「アサガヤノウサギ」も取り揃えているとのこと。いずれも、「ベーカリー兎座Lepus」が店舗を構える東京都杉並区にある地名が由来だそうです。

 投稿では、東山さんは「生地を流し込む角度や、発酵時の生地の膨らみ方の加減でそうなるのかも?」という考察されていたのですが、実際はどうなのでしょう?

 「『スギナミノウサギ』の場合は、ウサギの顔が綺麗に出るように、使用する『型』を少し傾けながら生地も斜めにして焼いています。ただ、『型』が柔らかいシリコンで出来ているので、位置によっては傾き過ぎてしまうようで。結果、焼いているうちに、生地が膨らんで顔からはみ出してしまう『スギナミノウサギ』が出来るのですが、それが『前脚』のように見えるようですね」

 という分析をされたのですが、ただこれは、焼く前の状態で見分けをつけるのは難しいそうで、実際に焼いてみないと分からないという「偶然の産物」。だからこそなのか、通常のスギナミノウサギと違ったまた愛らしさにTwitterでは「かわいい!」の声が続出。6万近いいいねが寄せられ、大きな反響となりました。

<記事化協力>
ベーカリー兎座Lepus店主 東山伊織さん(@inabashiro)

(向山純平)