猫ってどうしてこんなにも食いしん坊なんだろう?

 猫のいる暮らしになって早5年。未だ不思議に思うことがあります。ご飯はちゃんとあげてるのに。

 つい先日も、朝食の支度をしている最中ちょっとした出来事がありました。前日の晩に汁物をつくらなかったことから、インスタント味噌汁を用意すべく棚をパカッとあけて取り出していると……?

 遠くからバタバタバター!今年のコロナ禍からリモートワークの都合で、私と完全同居となった猫社員のラッキーさん(2019年入社の2代目猫社員/推定2歳の女の子)がすっとんできたのです。

 取り出すものが気になるのか、近くの椅子に乗って首をのばして棚の中を覗き込みます。私の動きにあわせて、キョロッ、キョロッ。

 その後送ってきた視線が写真のとおり。

「じーーー」

 あ、なんかちょっと怒ってる。視線をたどると、手元の味噌??

「ちがう、誤解だ……」

 インスタント味噌のパッケージを、彼女の大好物「ちゅ〜る」(いなば食品が販売している猫用おやつ)と誤解しているもよう。

 私は朝は必ず汁物を食べることにしています。インスタント味噌汁の登場頻度は2日に1回ほどでしょうか。そういえば……と記憶をたどってみると、朝食を準備しはじめるたび、毎朝そばにきて何か見ていたような?監視されてたのか……。私がちゅ〜るをお湯にといてしょっちゅう飲んでるとでも思ってるのでしょう。

 それにしても「私は週2回しか貰えないのにズルイ!!」といわんばかりの表情。あまりのプンスコぶりが可愛くなって、ちゅ〜るを1本あげたのは言うまでもありません。

 その後、猫を飼っている知人などに聞いてみました。こんなことってある?さらに編集部のツイッターアカウントにも写真をアップし反応をみていると、みな一様に「猫あるある」といった反応。

 どうやら猫社員だけではなく、同じくこのタイプ(細長いパッケージ)のインスタント味噌をちゅ〜ると誤解する猫が多いよう。猫は物を大体の形でも認識しているのね、と分かる出来事でした。並べてみると全く別ものだと分かるんですけどね。

 猫のいる暮らしは大変なときもあるけれど、新しい発見や楽しい予測不能が一杯だな、としみじみ感じる今日この頃。にしても間違ってインスタント味噌を食べてしまわないよう、管理は改めて厳重にしようと誓ったのでした。

※本稿は不定期連載「猫と編集部」の記事です。おたくま経済新聞・編集部員が猫に関する日常の出来事を綴っています。

(宮崎美和子)