「どこでもいっしょ」旅先で撮った愛猫の写真がTwitterで話題。

 ペットと一緒に過ごした日々を記録するため、記念写真として残すペット飼いの方って多いのでは。そんな様子はSNSでも都度話題になりますが、先日は珍しいおでかけ大丈夫な「おでかけ猫」さんの様子がTwitterで話題になりました。

 猫といえば、ぺっとの中でもおでかけは大の苦手な子が多数。しかし中にはおでかけ大丈夫な猫さんもおり、キャンピングカーで日本中を旅する猫さんや、飼い主さんの旅行に必ず同伴する猫さんなど中には存在しています。でもそれでも「おでかけ猫」は珍しい方。どうしておでかけするようになったのか?する上での工夫は?飼い主さんにきいてみました。

 「ちっちゃいときから連れ回してます♪」というつぶやきとともに、Twitterに投稿された写真に写し出されていたのは、オスのスコティッシュフォールドのりつくん。

 りつくんは去年8月に生まれた生後6か月の子猫ちゃん。同年10月に「猫ママ初心者です」という飼い主さんに迎え入れられました。

■ ライフスタイルの都合もあり少しずつの「おでかけ」トレーニング

 それ以来、昨今のコロナ禍によるリモートワークにより、1週間を東京都と静岡県熱海市の半々で生活されている飼い主さんの仕事事情やライフスタイルもあり、りつくんも必然的におでかけすることに。りつくんのその日の体調や成長度合いなどタイミングを見て、少しずつ外出しているそうです。今回投稿したのは、その際に撮影した記念写真なんです。

 ちなみに猫ちゃんというのは、野良猫の場合ですと勝手気ままに様々な場所へ繰り出しますが、りつくんのように「家猫」として過ごしている場合は、必ずしもそうとは限りません。

 「家猫」にとっては、あくまで“世界の中心”は家。人間もそうですが、見ず知らずの場所というのは場合によってはストレスにもなります。飼い主さんはそうした「猫の性質」も理解し、おでかけする上での注意点も勉強して、りつくんのペースにあわせてゆっくり“おでかけトレーニング”をしている最中。

 さらに先述の通り、りつくんはまだ生後6か月の子猫。そもそもの体力面もまだまだ未熟。そういった点も踏まえて、飼い主さんは車で移動する場合でも、かなりの重装備で挑んでいます。

 車内には猫用のトイレを設置、後部座席はペット用のカバーも吊し、さらに車での移動中には1時間から1時間半に1度必ず休憩をいれるなど、本当の人間の子供のように細心の注意を払っています。それもあってか、飼い主さんの車の後部座席はりつくんに独占されているとのこと。

家にいると変わらないリラックスぶりで旅を楽しむりつくん。

 しかしながら……いや、だからこそでしょうか、「旅先」に映るりつくんの表情は、まるで我が家にいるかのようにリラックス。飼い主さん曰く、「お出かけも好きなんです」な“おでかけ猫”に。これにはリプライ(返信)欄でも、多くの方が「かわいい」との声が寄せられることになりました。

 そんなりつくんですが、お家で過ごすのもまた大好きな猫ちゃん。

「インドア」もお気に入りです。

 「朝は追いかけっことかくれんぼがルーティーンで、昼は出窓の上か、手作りのキャットウォークの一番上のポジションで過ごしているんですよ」とのこと。加えて、飼い主さんがAmazonより“手配”した大量の猫グッズとともに、たっぷりの愛情を注がれて、すくすくと育っているとのことです。

■ 猫のおでかけには長期的なトレーニングが必要、無理強いはNG

 なお、最後に重ねて書いておきますが、多くの猫は「おでかけ」を苦手がります。おでかけ猫にするには、子猫のころから長期にわたるトレーニングとその子の素質(乗り物酔いをしないなど)の条件も必要。

 今回の写真だけをみて「よっしゃうちの猫もお出かけして映え写真とるか!」とは安易に考えないでください。上記したように、りつくんの飼い主さんは、必要に迫られ、しっかり勉強した上でりつくんの状況をみつつ気長にトレーニングに挑んでいます。

 とはいえ、似た境遇でトレーニングの必要に迫られた方の参考にはなるかもしれません。しかしそれでも、個体により「おでかけできる・できない」は異なります。出来ない子はずっとできません(車の中でずっと吐く、暴れるなどある)。必要に迫られたトレーニングだとしても、無理な場合には即中止し、おでかけに同伴しないで済ませる別案(ペットシッターなど)を検討してみてください。

<記事化協力>
すこ☆ねこ☆りつさん(@sukonekoritsu)

(向山純平)