いのちの草原を歩む天使。「命の森」の幻想的な世界に魅入られる。

 イラストレーターの輪廻狐(りんねこ)さんの作品は、「幻想的な風景」がテーマ。絵の世界に吸い寄せられそうな画風が印象的ですが、先日Twitterに投稿した、「命の森」の光り輝く世界が脚光を浴びています。

 「身近にある植物や生物なども『宇宙の一部分』であり、そしてそれが宇宙そのものだと感じながら描きました」

 こう「命の森」のコンセプトについて語る輪廻狐さん。

 「様々な形をしている個体(植物・生物)を、1つの光として表現しています」というこだわりも込めて表現された世界では、ワンピースを着た少女が草むらの中を歩んでいます。頭上の輪っからしきものから察するに、少女はどうやら「天使」。

 天使のそばに生い茂る植物たちは、まるで命の煌めきを示すかのごとく「発光」しています。それは天使自身も同様で、植物以上に光り輝いており、生命力の強さを誇示しているかのよう。背景がやや暗めなタッチで描かれていることもあり、殊更に対照的な様相となっています。

 なお、この天使ですが、輪廻狐さんのこれまでの作品において目にする機会の多い存在。ファンからは「天使ちゃん」と呼ばれています。

投稿者の作品において登場頻度の多い「天使」。

まるで水先案内人のごとく、幻想的な世界をナビゲート。

最新作の投稿では、月を見上げる姿が。

 ある時は客船を眺める丘の上で、またある時は魚たちが優雅に泳ぐ海上で、さらに最新作でも、地底界から月を見上げるという構図で登場。まるで「水先案内人」かのごとく、輪廻狐さんの表現する「幻想的な世界」に見る者を招き入れています。

<記事化協力>
輪廻狐さん(Twitter:@rinne_paint/Instagram:@rinne.paint)

(向山純平)