七海りょーすけさんのスニーカーオムライス(七海りょーすけさん提供)

 料理は食べておいしいだけでなく、目で見ても楽しめるものであると、食べる方はテンションが上がります。いろいろな「キャラ弁」も人気ですが、お菓子作りを趣味とする七海しょーすけさんが過去作、としてTwitterにアップしたのは、本物そっくりのスニーカー型オムライス。どうやって作ったのか、話をうかがいました。

 お菓子作りを趣味としている七海さんは、マカロンでミスタードーナツのドーナツを再現したり、ポケモンなどのキャラクターを作っては画像をTwitterに投稿しています。今回、過去作として投稿した「スニーカーオムライス」は、2016年に作られたもの。

 当時、料理を始めてオムライスをいろいろな形にするのが楽しくなっていた、という七海さん。ほかの方々が作られていた創作オムライスを真似て作っていたそうですが、スニーカーオムライスもコンテストの受賞作品で、レシピも公開されていたために自分でも挑戦してみたのだとか。

 スニーカーの各パーツですが、中身はオムライスらしくケチャップライスで、アッパー部分に薄焼き卵。靴のソール(側面のみ)とつま先はスライスチーズ、カニカマの靴ひもに、周囲には彩りとして型抜きしたニンジンが添えられています。

 まずはケチャップライスを作り、ラップで包んでスニーカーの形に成形します。レシピには大きさの指定がなかったので、目分量で作ってみたとのこと。

ケチャップライスで形を作る(七海りょーすけさん提供)

 出来上がったケチャップライスの寸法を測定し、型紙を作ってアッパーとして被せる薄焼き卵を切り出します。薄焼き卵は、卵液をいったん漉すことで、均一な焼き上がりになりやすくなります。左右のアッパーには、ストローで靴ひもを通す穴を開けておきます。

薄焼き卵を切り出す(七海りょーすけさん提供)

 薄焼き卵のアッパーは、左右とシュータンからつま先にかけて、かかと部分とパーツが分かれています。まずはシュータン部分をケチャップライスに載せ、左右から包み込むようにアッパー部分を組み立てます。

アッパー部分の組み立て(七海りょーすけさん提供)

 つま先とソール側面にスライスチーズを配置し、靴ひものカニカマを載せてニンジンを添えたら完成。細かい作業もあるため、調理開始から完成までは3時間〜3時間半かかったといいます。

 この当時に作った、そのほかのオムライスも写真で見せてもらいました。犬がうつ伏せで寝そべり、布団のように卵がかかったオムライスは2色のご飯を使い、耳にはハムが添えられています。目鼻はのりで表現。

犬が寝そべるオムライス(七海りょーすけさん提供)

 カレーの中を泳ぐひよこのオムライスは、目はのり、くちばしはニンジン。ひよこの体を包む薄焼き卵は、卵1つで作り上げられているのがポイントなんだとか。

ひとこが泳ぐオムライス(七海りょーすけさん提供)

 今回の取材を機に過去のオムライス作品を振り返った七海さんは、これら作品を「当時のスキルでよくここまでやったなぁ、と思います(笑)。今だったらもっと上手く作れるかも?とも思いますが、そこまでの情熱は持てないな、と思います」と評してくれました。熱中していた頃ならではの思いも込められているのかもしれませんね。

 すべてを同時に作り始めたら時間がかかってしまいますが、先に薄焼き卵を作って保存しておけば、いろいろな変わり種オムライスに使えそう。休日に挑戦してみると、楽しい食事タイムが過ごせそうですね。

<記事化協力>
七海しょーすけさん

(咲村珠樹)