JR恵比寿駅のヱビスビールがコラボした新店舗「TAP BY YEBISU」

 古くから親しまれているサッポロビールのプレミアムブランド「ヱビスビール」。その発祥の地である東京・恵比寿で2022年9月16日よりヱビスビールを楽しむイベント「YEBISU BEER HOLIDAY」が開催されます。

 またJR恵比寿駅にも、気軽にヱビスビールが楽しめる駅ナカ店舗「TAPS BY YEBISU」がオープン。これらのメディア内覧会が開催されたので、様子を見に行ってきました。

 そもそも恵比寿の街の始まりは明治の時代、ヱビスビールの工場がこの地に建てられたこと。すぐ横を走る日本鉄道品川線(現:JR山手線)を使ってビールを出荷するため、ビールの名を冠した「恵比寿」貨物駅が開設され、のちに旅客駅化して周辺が賑わっていきました。

 ビール工場と駅名から、この周辺を「恵比寿」と呼ぶ人が増えたことで、昭和に入って「恵比寿通り」という町名がつけられ、1966年には現在の渋谷区恵比寿1〜4丁目が誕生しました。ビールの名前が駅、そして町の名前になったのです。

 ビールから生まれた街・恵比寿を盛り上げるため、サッポロビールではヱビスビールで街を楽しんでもらおうというさまざまな企画を実施。そのひとつが「YEBISU BEER HOLIDAY」であり、駅ナカ店舗「TAPS BY YEBISU」というわけです。

 まずは恵比寿ガーデンプレイス最寄りのJR恵比寿駅東口サインの一部が、9月16日〜10月30日の期間限定で「JR恵比寿駅 東口(ヱビスビール口)」に変わります。そこから駅構内に入ったところに9月16日オープンするのが「TAPS BY YEBISU」。

 ここでは平日7時〜22時30分(ラストオーダー22時)、土日祝は11時〜21時30分(ラストオーダー21時)、イギリスのスタンドパブや、居酒屋の角打ちのように、気軽にヱビスビールと料理を楽しんでもらう場所。店内に設置された4つのタップ(ビール注ぎ口)から、常時4種類のヱビスビールが提供されます。

常時4種類のヱビスビールが楽しめる

 開店当初は、ヱビスビール(600円)、ヱビス プレミアムブラック(600円)、琥珀ヱビス プレミアムアンバー(650円)、ヱビス マイスター(700円)の4種類。定番だけでなく、今後は期間限定の商品も楽しめるとのことです。

タップから注ぎたてのヱビスが味わえる

提供されるメニュー例

 提供されるメニューは、パブの定番フィッシュ&チップスをはじめ、2種類のソーセージに多彩な小皿料理。これに加え、恵比寿の街の名店が監修した期間限定のメニューも提供されます。オープン当初は「サカバ ゑびす堂」特製ポテトサラダ。

夜のメニュー

 モーニングには自慢のソーセージを使ったホットドッグが2種類楽しめます。ランチタイムにはスパイシーなカレーも用意。

モーニングメニューとランチメニュー

 レンガの壁面には、明治時代の恵比寿駅開業初期の写真が銅板パネルで展示されており、恵比寿駅とヱビスビールの歴史を感じさせるようになっています。床には使用済みのレールも埋め込まれ、ここが駅であることを再認識しますね。

壁面には開業当初の恵比寿駅写真

恵比寿駅でヱビスビールを楽しめる

 1988年までヱビスビールを作っていた工場跡に誕生した恵比寿ガーデンプレイスでは、2022年9月16日〜9月25日、多彩なヱビスビールと料理が楽しめるお祭り「YEBISU BEER HOLIDAY」が開催されます。これは2009年〜2019年に開催され、新型コロナウイルス禍で中断していた「恵比寿麦酒祭り」が、装いも新たに復活したもの。

「YEBISU BEER HOLIDAY」会場入口

 ここでは平日16時〜21時(ラストオーダー20時30分)、土日祝日は11時〜21時(ラストオーダー20時30分)、7種類のヱビスビールと地元恵比寿の名店が作る料理が楽しめます。この秋、数量限定で販売されるオクトーバーフェスト定番のメルツェンビール「ヱビス プレミアムメルツェン」を樽生で飲めるのはここだけ。

「YEBISU BEER HOLIDAY」会場内

提供されるヱビスビールは7種類

 また、ビールが提供されるグラスは「YEBISU BEER HOLIDAY」オリジナルデザインとなっており、無料で持ち帰ることができます。会場内にはグラスを洗浄するスポットが用意されており、綺麗に洗って持ち帰り、自宅でヱビスを楽しむのも良さそうです。

「YEBISU BEER HOLIDAY」オリジナルグラスで提供

 料理を提供する恵比寿の名店は前半と後半で3店舗ずつ、計6店舗がキッチンカーで出店。メディア内覧会では、前半に出店する自然派ワインとイタリアンの「tTure(ティチュール)」、ワインバー「1dl(1デシリットル)」、日本料理の「代官山やまびこ」のメニューが紹介されました。

 「tTure」はシェフが富山県出身ということもあり、富山産の食材を使ったメニューが特徴。手羽先を使ったメニューは、衣とソースにヱビスビールを使っているそうです。

「tTure(ティチュール)」

「tTure(ティチュール)」のメニュー例

 「1dl」は、自家製フレンチ蒸しハムと、ガーリックハーブのポテトフライ、そしてスパイシー牛串の3種を単品と3種盛り合わせで楽しめます。牛串はケイジャンスパイスを使った味わいがクセになりそう。

「1dl」

「1dl」のメニュー例

 日本料理の「代官山 やまびこ」は、恵比寿と代官山の中ほどで営業しているお店。鹿児島産の鳥もも唐揚げや鰹のたたき、自家製ローストポークが楽しめます。ローストポークは低温調理で、パサつくことなくとてもジューシー。

「代官山 やまびこ」

「代官山 やまびこ」のメニュー

 後半には小籠包の「京鼎樓」、酒処「恵比寿 吉乃坐」、ガーデンプレイスにあるフレンチレストラン「ROTISSERIE BLUE」が出店予定。6店舗の個性あふれるメニューを楽しみに、何度も通う方もいるかもしれませんね。

 このほか恵比寿ガーデンプレイスでは、35年ぶりに再びビール醸造を始めるということも発表されました。現在の「ヱビスビール記念館」にマイクロブリュワリー「YEBISU BREWERY TOKYO」を開業し、目の前でヱビスビールができる様子を楽しめるとのことで、醸造開始は2023年末ごろを予定しているようです。

 生まれ故郷である恵比寿の地で、地元を元気に盛り上げるヱビスビール。これからの展開も楽しみです。

取材協力:サッポロビール株式会社

(取材・撮影:咲村珠樹)