「冬といえば、こたつにみかん」と言われるほど、みかんを好んで食べている日本人は少なくない。11、12月になるとスーパーにはみかんの箱が積み上げられ、さまざまな品種のみかんを手軽に入手できるようになる。

しかし、みかんを購入した後、酸味が強かったり味が薄かったりといった失敗をした経験はないだろうか。せっかくなので自分好みのみかんを購入したいところだが、その見分け方やおすすめの品種がわからないという人も多いようだ。
ここでは、みかんの見分け方や評判の品種について紹介していく。

■ 美味しいみかんの見極め方

「みかんならどれでも好きだ」という人もいるが、中には濃い味や甘い味の美味しいみかんだけを買いたいという人もいるだろう。美味しいみかんはどう見極めるのか解説する。

まずは、みかんの見た目で判断する。皮が薄くて色が濃いもの、サイズが小さいものは味が濃厚で美味しい。さらに、形はやや平らでヘタが黄色みがかっているものがあれば、そのみかんを選ぶことをおすすめする。

また、みかんは色や形、味の良さで等級がつけられている。最高級のみかんには赤文字の秀が印字されているのだ。等級は「赤文字の秀」、「青文字の秀」、「緑文字の秀」、「優」、「並」の順になっているので、高品質のみかんを選びたい時の参考にしてほしい。

その他にも、みかんは品種によって香りや味の特徴が異なる。ブランドや産地のグレードの高さが等級にも影響するともいわれている。等級を意識しつつ、いろいろな品種のみかんを食べ比べして好みのものを探すのが良いだろう。

■ あなたはどれが好み? 評判の高いみかんの品種

みかんの品種は国産や輸入品を合わせて200種類以上もある。その中でも特に美味しいと評判の品種を5つ紹介する。

【紅まどんな】

南香(なんこう)と天草(あまくさ)を掛け合わせた「紅まどんな」。愛媛県だけで栽培されている品種で、比較的新しいため知らない人も多い。甘味が強く、ゼリーのようなプルプルの食感が特徴。
出荷時期は12月から1月なので、今から購入したい場合は急いで注文した方が良い。

【不知火(しらぬい)】

清見(きよみ)とポンカンを掛け合わせたタンゴールで、熊本県不知火町で生産が開始されたことから「不知火」と名付けられた。デコポンと同じ見た目をしているが、不知火の中でも糖度が高くて酸味が低いものだけがデコポンとして出荷されている。しかし、不知火自体がジューシーでとても甘いため、酸味や苦みが苦手な人でも食べやすい。
出荷時期は12月から2月ごろまでとなっている。

これからみかんを購入するなら、旬が2月以降のものを選ぶのも手だ。「甘平」や「せとか」、「清見」はまだまだ美味しく食べられる。

【甘平(かんぺい)】

西之香(にしのかおり)とポンカンを掛け合わせた「甘平」。粒がシャキッとしていて、果汁が豊富なのが特徴だ。味は濃厚で、薄皮が非常に薄い。また、皮も薄いため剥きやすい。
旬は1月下旬から3月中旬ごろとなっている。

【せとか】

清見(きよみ)とアンコールを交配させたものに、マーコットを掛け合わせた「せとか」。薄皮がとても薄く、薄皮が苦手な人に好まれている。また、アンコールの香りとコクのある甘さが特徴で、その美味しさは「柑橘の大トロ」という別称がつけられているほどだ。
旬は2月上旬から3月上旬ごろ。

【清見(きよみ)】

宮川早生とトロビタオレンジを掛け合わせた「清見」。口調は糖度の高さと果肉の柔らかさ、そして豊富な果汁だ。皮がやや固めで剥きづらさはあるが、ゼリーのような果肉が美味しいと評判である。
旬は2月から5月ごろまでで、4月が最も出荷される時期だ。

■ 寒中見舞いにはお取り寄せみかんがおすすめ

年賀状を送り忘れてしまった場合や、相手が喪中である場合に送ることが多い「寒中見舞い」。手紙や絵葉書などを送るのも良いが、親しい間柄の友人やお世話になっている方には何か贈り物をするのも良いだろう。

近年はお取り寄せグルメを相手に贈る人が増加していることもあり、この時期ならお取り寄せみかんがおすすめだ。自分が食べてみて美味しかったみかんや、人気が高い品種のみかんを贈ってみてはいかがだろうか。