カセットボンベを燃料にし、火を起こす調理器具の「カセットコンロ」。電源を必要としないため、自宅・アウトドアなど幅広い用途で使用できる。

このカセットコンロにはさまざまな製品があるため、購入する際に迷ってしまう方もいるはずだ。そこで「男の隠れ家デジタル」では、カセットコンロの基礎知識や注意点、おすすめの製品を解説する。最後まで読めば、自身にとって最適なカセットコンロが見つかるはずだ。

カセットコンロとは?

カセットコンロとは、小型の燃料用液化ブタンを入れた容器「カセットボンベ」を燃料とし、料理に用いる火を起こす調理器具のことだ。電気を使用せずに火を起こせるため、アウトドアなどでも使用できる。

アウトドア以外にも、自宅で鍋をやるときや屋外で調理をする場合に使用される。さまざまなシーンで活躍する調理器具だと言える。

ただし、カセットコンロと一言で言っても、「家庭用」「アウトドア用」といったように、複数の種類が存在する。自身の利用状況に合った製品を購入するためには、それぞれの特徴を知っておく必要がある。

カセットボンベの使用期限

ボンベ内のガスがなくなれば使用不可になるのだが、それ以外にも劣化による使用期限がある。

カセットボンベはガス漏れを防ぐため、ゴム製のパッキンが使用されており、そのパッキンは使用頻度に関わらず、少しずつ劣化していくのだ。目安で言うと、製造日から7年前後だとされている。

そのため、カセットボンベを長期間保管していた場合、使用できない可能性があるため注意が必要だ。また、防災用のカセットボンベを購入する際は、製造日を必ず確認しよう。

カセットコンロの寿命

カセットボンベだけでなく、カセットコンロにも寿命がある。カセットコンロの寿命は、製造日からおよそ10年だと言われている。購入してからではなく、製造年月日から10年なので注意しよう。

なお、カセットコンロの寿命を決めるのは、ガス漏れの原因となるゴムパッチンの劣化である。故障していないからと使い続けてしまうと、ガス漏れが発生するリスクとなるため、10年以上は使い続けないようにしよう。

カセットコンロを利用する上での注意点

カセットコンロを利用する上では、以下3つの注意点が考えられる。安全に調理するためにも、使用する前に注意点を理解しよう。

  1. ボンベを40度以上の場所に置かない
  2. ボンベを湿度の高い場所に置かない
  3. ボンベを高いところに置かない

それぞれ、1つずつ解説していく。

注意点1.ボンベを40度以上の場所に置かない

1つ目の注意点は、ボンベを40度以上の場所に置かないことだ。高温の場所にボンベを放置すると、爆発する危険性が伴ってしまう。

特に調理する際にカセットボンベを近くにおいてしまうと、寒い季節であったとしても、温度が上がるため注意が必要だ。また、ストープの近くや直射日光が当たる場所も、同様に気をつけよう。

注意点2.ボンベを湿度の高い場所に置かない

ボンベを湿度の高い場所に置かないよう注意しよう。湿度が高い場所にボンベを置くと、錆びつく原因となり、錆びたところからガス漏れするリスクが高まる。

洗面台付近は湿度が比較的に高いため、カセットボンベの保管場所にはあまり適していない。水気がある場所は避け、押し入れなどに保管しよう。

注意点3.ボンベを高いところに置かない

3つ目の注意点は、ボンベを高いところに置かないことだ。タンスや玄関の上など、高いところにカセットボンベを置いてしまうと、温度や湿度が高くなりがちなので注意しよう。

また、高いところから誤って落としてしまうと、亀裂が入って爆発のリスクを高めてしまう。カセットボンベの劣化を早める原因にもなるため、高いところには極力置かないよう気をつけよう。

カセットコンロの選び方|4つのポイントを意識しよう!

続いて、カセットコンロの選び方を解説する。用途によって重要となるポイントが異なるため、自身の利用状況を踏まえて確認してみよう。

ポイント1.屋内用・屋外用のどちらで使うのか

屋内用・屋外用どちらで使用するのかで、カセットコンロの選ぶべき種類が異なる。それぞれ異なる特徴を持っているため、自身の用途を踏まえて選択しよう。

屋内用として使用するのであれば、汎用性が高いカセットコンロをおすすめする。火力調節幅の広い製品を選ぶことで、さまざまな調理に対応できるだろう。

一方、屋外用として使用する場合は、風防の有無と携帯性を重視しよう。アウトドアで使用する際は、風や雨を考慮する必要があるため、風防の有無が重要となる。また、荷物の負担を減らしたい方は、携帯性に優れた製品を選択しよう。

ポイント2.カセットコンロの基本性能

連続燃焼時間の長さや火力といった、カセットコンロの基本性能もチェックしよう。製品によっては、連続燃焼時間が3時間持つものもあれば、30分前後しか持たないものもある。

連続燃焼時間が長ければ調理をゆったり楽しめるなどのメリットがあるため、自身の目的に合わせて製品を選択しよう。また、火力の強さや効率も重要である。

カセットコンロの火力が強ければ、その分調理を素早く終わらせることができるほか、調理の幅を広げてくれる。さらに、火力の効率が良い場合、カセットボンベ1本が長持ちするため、ボンベ代の節約にも繋がる。

ポイント3.使用時の安全性の高さ

使用時の安全性の高さにも注目しよう。使用時に危険が伴うパターンとしては、カセットボンベを正しくセットできていなかった、などのケースがある。

このトラブルを防ぐためには、マグネット式着脱タイプのカセットコンロをおすすめする。マグネットでしっかり固定できるため、操作ミスによるリスクを抑えられる。

また、内部圧力が上がると自動的にボンベが外れる「圧力感知安全装置」や、「容器装着安全装置」、「容器受口加圧式機構」などもあるため、できるだけ安全性の高い製品を選択しよう。

ポイント4.製品の大きさや重さ

カセットコンロを選ぶ際は、製品の大きさや重さも考慮しよう。小さい製品を購入すれば携帯性が増すため、アウトドアで有効的に活用できる。一方、大きめのカセットコンロを購入した場合、大きな鍋をのせての調理が可能となる。

このように、製品の大きさや重さによってメリット・デメリットがあるため、利用状況を考慮して選択する必要がある。

カセットコンロのおすすめ製品7選

最後に、カセットコンロのおすすめ製品を全部で7つ紹介する。製品選びで悩んでいる方は、ぜひ以下の製品を参考にしてみてほしい。

東海 カセットコンロ コン郎

東海 カセットコンロ コン郎

1つ目におすすめする製品は、「東海 カセットコンロ コン郎」だ。マグネット式でカセットボンベのセットが簡単なので、カセットコンロの利用に慣れていない方でも安心。

また、ヒートパネルが搭載されていることから、ガスを無駄なく効率的に使用できる。スタンダードで高性能なカセットコンロがほしい方におすすめ。

  • 本体サイズ:34.5 × 28 × 9.5 cm
  • 価格:約3000円

イワタニ カセットフー プチスリムII

イワタニ カセットフー プチスリムII

「イワタニ カセットフー プチスリムII」は、通常のカセットコンロよりも小さめの製品だ。コンパクトで薄型なので、1人用の鍋やアウトドアで活躍する。

また、プレコートフッ素鋼板が採用されているため、使用後の手入れも簡単だ。「小さめのカセットコンロを探している」という方におすすめ。

  • 本体サイズ:18.5 x 18.5 x 8.4 cm
  • 価格:-

イワタニ カセットフー エコプレミアム

イワタニ カセットフー エコプレミアム

「イワタニ カセットフー エコプレミアム」は、カセットコンロの製品を多数販売している「イワタニ」の製品である。口径約30cmのカセットコンロなので、5〜6人用の鍋を調理できる。

ちょうど良いサイズ感であるため、自宅での調理からアウトドアまで幅広い用途で使用可能だ。「カセットコンロ選びで失敗したくない」という方は、ぜひ本製品の購入を検討してみよう。

  • 本体サイズ:28.2 x 34.4 x 8.9 cm
  • 価格:-

イワタニ 炉ばた 焼器 炙りや

イワタニ 炉ばた 焼器 炙りや

4つ目におすすめする製品は、「イワタニ 炉ばた 焼器 炙りや」だ。カセットボンベを燃料に使う卓上炉ばた焼器であり、七輪のような炙り焼きを可能にする。

食材全体に熱が伝わりやすい設計になっているため、ムラなく美味しく焼き上げることができる。焼き魚や串料理など、幅広い用途で活躍するはずだ。

  • 本体サイズ:21.4 x 40.9 x 13.4 cm
  • 価格:約6500円

イワタニ スモークレス焼肉グリル やきまる

イワタニ スモークレス焼肉グリル やきまる

自宅で本格的な焼き肉を可能にする「イワタニ スモークレス焼肉グリル やきまる」。プレートの表面温度を210〜250度にコントロールできる。

また、プレート上には脂の通り道があり、炎の上に脂を落とさず、スムーズに水皿に落とす設計になっているため、煙の発生を抑制することが可能だ。「自宅で本格的な焼き肉を楽しみたい」という方におすすめ。

  • 本体サイズ:27.8 x 30.3 x 14.9 cm
  • 価格:約6500円

イワタニ  カセットガスホットプレート

イワタニ  カセットガスホットプレート

「イワタニ  カセットガスホットプレート」は、カセットボンベ燃料の直下式ホットプレートだ。電源を使用しないため、アウトドアでも使用できる。

五徳が付属しているので、プレートを外してカセットコンロとしても使用可能。焼きそばやお好み焼きを作る、ピザを焼く、野菜を炒めるなど、幅広い使い方がある。

  • 本体サイズ:32.5 x 47.1 x 16.9 cm
  • 価格:約8000円

イワタニ ビストロの達人3

イワタニ ビストロの達人3

最後に紹介するカセットコンロは、「イワタニ ビストロの達人3」だ。焼く・煮る・蒸すなど、多彩な使い方が可能。五徳が付いているため、プレートを外せばコンロとしても利用できる。

また、ガスが自動でストップする安全装置も備わっていることから、カセットコンロを初めて使用する方でも安心だ。「プレートを使ってさまざまな調理をしたい」という方におすすめ。

  • 本体サイズ:31.8 x 38.7 x 18.4 cm
  • 価格:約1万円

まとめ

本記事では、カセットコンロの基礎知識や注意点、おすすめの製品を解説した。

カセットコンロはボンベを燃料にする調理器具であり、電源を必要としないため、幅広い用途で使用できる。ただし、ボンベに対する注意点がいくつかあるため、使用する前に注意点を理解しておこう。

カセットコンロの製品選びで迷っている方は、ぜひ本記事で解説した内容を参考にしてみてほしい。ご自身に合った製品がきっと見つかるはずだ。